新・tmoの今日の一発

こまかいところを、あえてつっついて楽しむところです。

新潟。その1。

2014-07-21 19:08:46 | 今日の雑感

2泊3日で新潟に行って来ました。

せっかく10日間もの休みをぶち込んだのに、何もしないでダラダラしてるのももったいない。
なんかイベントをでっち上げようと、思い付きでした。

ここ最近の限りなく沈んだ感情を持ち上げて行くには、旅でもするのがいいのではないか、という考えも大きかったですか。
まあ、一人旅としゃれ込んだわけです。

で、どこ行くかと考えた時に
「新潟辺りちょうどいいか。」
と、これも思い付きでした。
車で数時間で行ける距離だし、行ったことがない。
10年以上前にスキー場には行ったことがあるけれど、その程度だし。

そして、新潟には盟友のTものり君が単身赴任中である。
これが一番大きかったですか。

さて、では行ってみるかという当日が来たのですが、決まっていたのは
「どっか、神社でも行ってみる。」
「Tものり君と飲む。」
という二点のみ。
着替えと充電器とか、必要な物だけ準備して、車で出発してからまず考えたのは
「どうやって行くか。」
ということでした。

仙台から新潟に行くには、大きく分けて
「山形を抜けていく方」
と、
「福島を通って行く方」
の2つのルートがあるようです。
ナビと携帯で比較して、実になんとなく福島ルートを選択。
つうか、この期に及んでどうやって行くかすら決めてなかったですね(^_^;)

まあ、ずっと高速だったので取り立てて真新しいことはありません。
しかし、この梅雨時にもかかわらず晴れていたし、平日なので空いてるし、走ってて気持ちは良かったですね。
ずっと歌ってました。

真新しいことがないとは言えど、「磐越道」はそんな走ってるわけではありません。
会津あたりに差し掛かるにつれ、次第に見慣れない景色が広がってきます。

とりあえず「磐梯山SA」で昼食でも。
よく分かりませんが新潟名物であるという
「タレカツ丼」
を注文。



まあ、美味かったですね。

ああ、まだ福島だというのに・・・。

西会津あたりを越えると、仕事でも行ったことがない領域です。
新潟に近づいてるということを感じつつ、景色なども楽しみながら「阿賀野川SA」へ。
のぼりや張り紙などでやたら主張されている
「ヤスダヨーグルト」
を購入。
あまりの推しように、携帯で調べてみると、なるほど新潟名産品の一角のようです。



実に濃厚。
美味い。



で、その「阿賀野川SA」でしばし考えたのでしたが、このまま真面目に新潟市まで行くと16時ごろには着いてしまう。
しかし約束をしているTものり君は早くても20時までは仕事中。

新潟市でそれなりに観光でもするか、とも思ったのですが、それはそれで中途半端な感じ。

じゃあ、途中で温泉でも入るか。

ということで、途中にあった
「五頭温泉」
へ立ち寄ってみました。

ネットで日帰りできる宿を探しつつ行ったのですが、行ってみると
「うちはやってません。」
というおかみさん的な方からのつれない返事。

いや、ホームページには日帰りという表記が見えるが。。。

とか、若干憤ったのですが、旅先なので怒らない。
「どっか近くで入れるとこないですかね?」
と聞いたところ、曖昧ながら情報をもらったのでそこへ向かおうというところ。

・・・と思って外へ出ると目の前に公衆浴場があるではないか。




まあ、ここでいいか。

ということで入浴。

どこでもあるような公衆浴場ではありましたが、なんとなく旅してる感は出てきましたか。
浴室の窓は全開で、外から浴室が丸見えという、マニアにはたまらないような羞恥プレイの様相もありましたが。


さて、温泉で体力も若干回復したところで、ようやく今晩の宿探しを。
「Tものり君の家に泊めてもらう」
という選択肢もあったのですが、当然ながら彼は普通に仕事なわけで、迷惑かけるのもどうかと。
特に朝とか。
なので普通にホテルに泊まることにしました。

つうか、つくづく便利ですね。
携帯で検索して、予約までできるというのは。
さしあたり、繁華街の中にある「女性社長がやたら有名なビジネスホテル」を予約して、向かったのです。

ホテルにチェックインしたのは17時半ころでしたか。
領収書の宛名を聞かれて、つい
「会社名で。」
と言ってしまうという静かなハプニングもありましたが、とにかく今晩の寝床は確保。
しかし待ち合わせの時間まではまだまだ余裕がある。

携帯で検索してみたところ、割と近いところに
「Befcoばかうけ展望室」
というのがあるようです。

ああ、そういや、新潟に行ったことがある姉ちゃんも言ってた。

タクシーで行きゃ5分くらいのようでしたが、時間もあったので歩いてみました。
途中渡った橋の実に大きいこと。




なるほど、もう海なんですね、ここは。
普通に通勤、通学で渡ってる方々を横目に、バシバシ写真を撮ったりしておりました。

で、次第に見えてくる
「朱鷺メッセ」
海沿いにそびえたってる感じは割と圧巻。




そういや、さっきホテルを検索していたときにここのホテルも出てきてましたね。
それほど高くなかったので、こっちにすりゃ良かったか。

展望室を目指してエレベーターへ向かうと、その前に張り紙が。



・・・やはりか。

「行こうと思ったところが軒並み閉まっている。」
という、才能をここでも発揮しています。


まあ、それでも登ってみると貸切だったのは半分くらいだったし、十分景色は見えました。
やあこれは絶景。
曇り気味でしたが、ギリギリ夕日が見えたし。




30分くらいボーっと景色を見た後、限定商品だという
「ばかうけ詰め合わせ」
を購入して帰りました。
帰りは、タクシーで。

その展望室でいろいろともらってきた観光パンフレットを眺めて、明日の予定などを考えていると、やがてTものり君から電話。
合流して飯を食いました。

Tものり君のはからいで割りと粋な飲み屋でした。
食い物の見た目が豪華。



もちろん美味。

普段はあんまし得意ではない日本酒などもいただき、丁度良い酔い具合でした。

ああ、旅してるなという気持ちになったもんです。
ありがとうTものり君。

と、割と幸せな気分で初日の行程を終えたのでした。
良かった良かった。


というところで次回に続く。