貧血。

気が弱いのでもともと注射系のものは苦手です。

高校時代の健康診断で血液検査があった際、倒れて床に寝かされてたことがあるくらい。

それでもその後何回か採血は経験しましたが、とりあえず大丈夫だったのでした。


で、今日は会社の健康診断があったのです。

血液検査があるので、朝飯抜いて出かけたのでした。

とりあえず淡々と進んでいったのですがいよいよ採血の時間。

まあ、取られてるところ見ないように右向いたり左向いたりしてかわそうと試みたわけです。


ところが右向いても左向いても採血容器が並んでいるという環境。

これはイヤな感じだと、壁にかかってる時計をじっと見ていたのですがこれが良くなかった。

時計の針は進んでいくのに一向に終わらない。


なんかこう、余計なことを考え始めたなと思ったら既に遅し。

どんどん狭くなっていく視界(￣－￣;)

「はい、終わりました。気分悪くなったりしてないですか？」

「すんません、だめかもしれません。」


慣れてるんでしょうが、やはり幾分慌てた様子の看護士の方に両側から抱えられ、別室に移動させられる俺。

途中、同期に会ったのですが何も言える余裕もない。

多分、真っ青な顔で冷や汗だらだらかきながら

「おお・・・」

と間抜けな応対しつつ、別室に行ったのですが着いたところが床Σ(￣□￣;)

もちろん「とこ」ではなく「ゆか」。

しかもさっき視力検査やったスペースのすぐ脇。


すぐ近くで

「右」

「左」

とか、聞こえるところで一人床に寝かされているというそれはそれは愉快な状況でした。

検査してる人は何事かと思ったろうに。。。


途中、さっき会った同期が心配して来たりして。

・・・これは高校の時と全く同じ状況ではないか。


何度か血圧測られましたが、普段の半分くらいまで落ちてました。

こんな血圧、見たことない。


まあ、１５分も横になってたら回復したので、

「ご迷惑おかけして・・・」

とか、頭下げつつ帰ってきましたが。


何度かやってれば慣れるんでしょうが、年に何回もない状況ではとても慣れるもんではないし。

そもそも、慣れるってのもなんかアレだし。

久々にびっくりしましたね。


普段血の気は多すぎるくらいなのになぜ貧血なのか。

ああ、やはり注射は嫌いだ・・・。