ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

刺激的でした

2017-02-26 22:42:22 | おんがく

・中高生100名近くによるクラリネットオーケストラ
・茨城県出身のプロとして活躍する奏者のステージ
・水戸クラリネット合奏団のステージ
最後には出演者総勢140名ぐらいの合奏があったけど、上記3部構成による演奏会でした。
ロビーでは主要メーカーによる試奏コーナーや楽譜も販売されてたりでクラリネット三昧。
いやー楽しかった!

中高生はきっと3.4回ぐらい集まって練習したんだろうけど、きれいにまとまってたな。
ネリベルなんかはもっと積極性だったり鋭さ欲しくなってしまったけど、リクディム!
もーなんて言うの?
この曲の構成やら音の響きやら聴くと…あーローストだなぁと。
楽器を始めた中学生の頃の気持ちや風景を思い出しちゃって、
そうそう、クラリネットアンサンブルの響きってこうなの。コレに自分は惚れちゃったの…
と、オバちゃん不覚にも泣きそうになってしまったよ(爆)。

2部は大変良かった。
芸大卒業生と現役芸大生によるタンゴの歴史。
この曲CDでしか聴いたことなかったんだけど、こうしてライブで聴くとあ〜こんな楽譜になってたんだ〜と知ることが出来た。意外と2ndが旋律やってるのね。

ついさっきまで100人の音を聴いてて、いきなり4人の音になっても。
やっぱり中高生って「吹くこと」に一生懸命だけど、この2部に出てくる方たちは「聴かせる」事を知っているから。
聴き応えありました。
その後のお二人のソロも素晴らしかったです。
太田さん、さすがですねー。

その昔、クラリネットのリサイタルちょこちょこ聴きに行ってたけど、当時は「プロ=歳上」だった訳ですが、結婚して地方に越して子育てして演奏会行けなくなった30代。
この聴きに行けなかった約10年の間に、自分より歳下のプロ達が多く活躍していることに今さら気付いた次第。
歳取ったんだなあ…。浦島太郎だよ。

この前、蜜蜂と遠雷読んだことも影響してるのか若かった頃と聴き方が変わってきたな。
そんな自分の変化は面白くも感じるけれど、この10年、いかに楽器から離れていたかをひしひしと実感した。
自分もまたどっかのステージに立ちたいな。