今日の絵日記は、円らな瞳が愛らしい西湘の朝網カマス。嫋やかな見た目とは裏腹に、強靭な歯で小魚を捕食する肉食系だそうです。パリパリに焼いた皮付きの白身は、この時期最高の晩酌の肴。手早く描き終えて、塩振り焼きにして頂きます。
8日前に描いた”ハネッコりんご”は、冷蔵庫ではなく台所の食器棚に置いたままでしたが、色も形も変化は見られません。もうしばらくこのまま観察してみようと思います。
《ふぞろいの林檎たち》、そういえば40年前に流行ったこんな名前のドラマを思い出しました。
〈足速は鯖か鰯か甲斐の桃〉【久世樹】
昼から所用で出かけたので、朝のうちに下描きして、夜帰って続きを描こうとしたら、早くも変色して食べごろを過ぎてしまいました。恐らく、昼間の2階の南西向きの自室の机の上は、窓は開け放しておいたにしても40℃を超えていたでしょう。昨日山梨から届いたばかりの完熟桃が、青魚並みの足の速さだと気付いたのは、後の祭りでした。
画友に誘われて《人物画研究会》に参加しました。
9:30から16:45まで、休憩を挟んで延べ120分、ワンポーズ。私は2時間1枚のマイペースで、午前は正面から、午後は横から、2枚描きました。モデルはアルゼンチンタンゴ・ダンサーのA子さん、華麗な舞台衣装で最後まで微動だにしなかったのは、さすがに体幹の鍛え方が違うと感心させられました。
最初にポーズを決めるために5分クロッキーを4枚描き、半数の方が支持した2番に決まったのですが、私は本当は3番を描きたかった。参考に、その4ポーズも。