『ニ期一会』
「250キロの距離と700メートルの高さとひと月の季節の差をこえて、再び出会う伊那谷の春」を、加島祥造は『伊那谷の老子』の中でこう呼んで愛でていました。
高遠で出会った2度目の春は、まさに”タカトウコヒガンザクラ”そのものの「命の明るさ」に溢れていて、憂き世の澱を洗い流してくれました。
昨日今日は厚い雲に覆われてスケッチ日和とはいえませんでしたが、三峰川畔の輝くばかりの新緑などを描いて、美味しい高遠蕎麦を食べて、さて、生まれ変わって(Renaissance)、高止まりの都に還ります。長野県も最高記録を更新中でした。