何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

悲しみ

2020年12月11日 02時39分55秒 | Weblog
昨日、立つのもおぼつかなくなって、風呂場の出入りが大変だと相談したケアマネージャーの大竹さんがやってきた。
事務所の大掃除をしていたら出てきたそうで、滑り止めをもってきてくれた。
早速典子さんが試してOK。

心の変化で景色が変わる。
苦しい時、辛い時、悲しい時・・・。
今の状況を変える、あるいは乗り越える試練だと思えたら見える景色も違ってくるだろう。
想像力だよ、想像力。
歳をとるごとになくなってゆく想像力、復活させようぜ。
思い通りにならない事を、思い通りにしようじゃないか。
君ならきっとできるはずさ。

と、書き込みながら、自分に言い聞かせてんだけどね。

目の焦点が合いづらいけど、まだパソコンは使える。
一つ一つの楽器の音が聞こえる耳になってきた。
エフェクターの使い方が分かってきた。
日々劣化している運動機能だが、残っている機能もある。
ミックスダウンは進化して、見事に令和の音になっている。
お届けできないのが悔しい。






  悲しみ

一人ぼっちの悲しみを
流れる雲に重ねていた
土手の草原大の字に
寝そべっては重ねていた
 形を変えて流れてゆく
 涙と一緒に消えてゆく

一人ぼっちの悲しみを
隠して空を眺めてる
誰もいない屋上で
寝そべっては眺めてる
 涙と共に あふれ出す
 貴方といたいと あふれ出す

一人ぼっちの悲しみに
心が震えているんです
風に吹かれて歩く道
夜空に浮かべたスクリーン
 悲しみ抱いて 眠ります
 貴方をおもっているんです




  幸福一つ

幸福一つ 摘んで帰る
暖かな 帰り道
心の中で 貴方を思って
ずーっと 思って

幸福一つ 摘んで帰る
暖かな 帰り道
小さな テーブル一つだけ
貴方が 笑ってる

幸福一つ 摘んで帰る
暖かな 帰り道
笑顔の 貴方と
小さな 命