何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

なみだ

2020年12月02日 05時09分09秒 | Weblog
僕にとって生きる事は、どんな形であれ向上することだ。
人からすると変わりないらしいが、運動神経は日々劣化している。
当然日々出来無い事が増えてゆく。
でも、諦めない。
こんな僕でも、出来る事がある。
「夢見 タロウ」だ、作詞だ。
でき無い事をやろうとすれば、失敗もすれば悔しい思いもする。
でもその思いは、いつかはやってやると言う思いがあるからだ、出来ないかもしれない。
だからこそ、死ぬまでチャレンジだ。

昨日風呂に入れてもらうために、ほうもんしてくれている、ウイズケアーの社内で新型コロナウイルスの感染者が出た。
前もって電話をくれたが、僕を担当して、風呂に入れてくれる看護師の岩間さんは感染してないらしいので来てもらう事にした。
ウイルスはもう他人事じゃない、身近に差し迫ってきた。
感染したら、僕たち典子さんも含めて高齢者の命の保障は乏しい。
怖い怖いよう。
この状況で我が国の首相は、なにもいわない。
知らなかった、それが国を治めると言う事か。

夕方携帯電話が鳴った。
ウイズケアからだった。
今日と明日の訪問リハビリを休みたいとった言う事だった。
来てくれる人は新型コロナウイルスには、感染していないようだが、念の為と言う事らしい。
ほんとに怖い。





  なみだ

ほほを つたって
ながれ おちる
なみだ とても 悲しくて
夜の星をつかまえて
朝が来るまで泣き濡れる

いきも できず
あふれ だす
なみだ とても 切なくて
声も出せない わびしさに
朝が来るまで泣き濡れる

ほほを つたって
ながれ おちる
なみだ とても 悲しくて
夜の星をつかまえて
朝が来るまで泣き濡れる