独断と偏見

日々の出来事

波と津波

2010-02-28 10:32:57 | うんちく・小ネタ

朝から津波のニュースが流れています。
津波と波の違いはと言われると・・・。
波はザバーンと来て津波はドドド~と押し寄せてくるというのが一番解りやすいかもしれません。もう一つ感覚的な表現をするなら波は荒れている所を船が上下していて、津波は潮の満ち引きが短時間で起こるという表現もわかりやすいかもしれません。

ちょっと解説してみるますと
まず波長があります。波は波長が短く何度も押し寄せてきます。
津波はまず短い波長の波が到着して次に長い波長の波が押し寄せてきます。

海水面の高さで言うと波の高さは10メートルでも20メートルでも平均すれば海水面の高さは変わりません。
津波は海面の高さが一時的に上昇します。

測定の仕方にも違いがあり、波は平均潮位面からの高さを測定するのではなく低いところと高いの差が波の高さとなり、平均潮位面からは半分の高さということになります。
津波は平均潮位面よりどれだけ上昇したかということになります。津波は波長が長い為、波高計ではなく潮位計で測定するからということのようです。

そうすると津波の10メートルは波の20メートルに相当します。

地球の反対側で起きた地震の津波が来るだけでもエネルギーの凄さを感じるですが、地球という星からしてみればチョットした程度のことなんだろうなと思います。そう思うと人間様は無力さ故に頭脳を駆使して生活を保とうと四苦八苦している姿が見えてきます。そうですよね。人間の存在なんて地球の歴史からすれば瞬きをしたくらいだと言われているくらいですからね。
こういう地震等の自然現象のニュースからも人間の無力さと地球や自然の大きさを感じます。が、地面が揺れるのは怖いのでカンベンしてもらいたいです。

コメント
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