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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

非日常の時間を過ごす。共星の里2

2009-08-24 | 美術に関するお話


【 視察の旅 2 】福岡県朝倉市へ




私たちが訪れた時は「醗酵」朝倉匠作品展が開催されていました。
詳しくは上記リンクサイト、もしくは共星の里のブログをご覧下さい。
当ブログでは会場風景のみで紹介します。









小学校の校舎という空間を活かし
1教室ごとにシリーズが異なり、見やすい展示でした。
それと、
各教室にある2脚の椅子が
作品内容とリンクしているように見えました。
どの椅子も個性的なデザインで素敵でした。

講堂のスペースには、
壇上に大型作品がありました。



このスペースで
来年に開催予定のプロジェクトの打ち合わせをすることに。



この共星の里にはクーラーがありません。
山里なので都心部ほど気温が高くないですが
やはり暑いです。
しかし、その暑さも自然の事として受け入れ、
扇風機のゆるい風を受けながら数時間を過ごしました。

一通りの話が済むと、
近辺のプロジェクト開催予定地を案内して頂きました。
その案内ルートで出会った人・空間は驚きの連続でした!

詳しくは後日に記載します。


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日が暮れて、再び共星の里に戻りました。

日没後の共星の里は、屋外からの緑の反射がなくなり
日中とは異なる空間のように感じました。

日中は、自然と一体となった気分。
夜は、童話の中のワンシーンに居るような気分。



講堂スペースでは
共星の里を運営している尾藤悦子さんが
晩御飯を準備して下さっていました。

創作料理の数々、とてもおいしく頂きました。



写真左が尾藤悦子さん。夜の柳さんは赤色のTシャツに変身。

悦子さんは美術館として廃校利用を提案された方です。
この小学校の卒業生でもあるとの事。
インタビュー記事がWEBサイトにありますので
ぜひ、ご覧下さい。(前編・後編に分かれています。)

http://hitomite.jp/2009/03/20090326kurogawa.html

http://hitomite.jp/2009/04/20090402kurogawa.html

インタービューにある「作りたくなる環境を作ること」を
自身の使命と感じたというフレーズが私の心に響きました。
私たちがTIPA(徳永写真美術研究所)を
立ち上げる原動力となったフレーズでもあります。
私たちTIPAも共星の里のように10年の歳月が経った際に
達成できたと感じる活動を続けていきたいと思います。



おもてなし料理を頂きながら
打ち合わせの話、たのしい雑談などなど、
あっという間に日付が変わりました。



“共星の里”、不思議な空間でした。

来年6月、この地でイベントを開催します。
詳細が決まればTIPAウェブサイトにてご案内します。

多くの方にお越し頂きたいと思います。

ぜひ、ぜひ!



Yoshie


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