ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

食いのこし番外編5「ネットオークションで、昔のおとしまえ・・・」

2011-07-11 | 音楽遍歴

著者と同時代を過ごしてきたので、やはり高校生が小遣いで買えるものには限度がある。

正月、お盆、誕生日が毎月のお小遣い以外にお金が貰える時である。

それでも、限度がある。

今は大人買いしているものの、やはり限度はあるが。

故に、本当に欲しいと思うレコードしか購入しなかった。

ラジオから得た情報で購入することは稀であった。

ディープ・パープル、泉谷しげる、岡林信康などの新譜が購入の中心だった。

レッド・ツェッペリンもセカンド・アルバムを持っているだけ。

高校時代、フリー、キング・クリムゾン、マウンテンは持っていなかった。

大学生になってジャズを聞くようになり、社会人になって中古レコード屋巡りをするようになった。

社会人10年目の頃、ロックや日本のフォークのライブ盤に注目するようになって、かつてのアルバムに目が向く。

いろいろな本も読んでみると、自分の知らないアルバムがあることを知る。

レコード屋でも、中古レコードやでも、ましてや中古レコードフェアの会場でも見たこともないアルバムの存在を知ることになる。

それから、また、10年が経過し、インターネット時代を迎える。

この10年間、探しても見つからなかったアルバムがネットで簡単に検索でき、少々割高であっても手に入るチャンスがある。

ついに、ネットオークションに手を出す時期が訪れた。

3年程、ネットオークションにお世話になったが、自分が欲しいと思ってネットオークションで手に入れたレコードが次々CDで復刻された。

まてば、復刻される時代になった。

その一例が、キング・クリムゾン『Earthbound』。

フォークでは春一番コンサートのライブ・アルバムの数々。などなど。

未だに復刻されないもの、未だに現物にであったことのないアルバムはあるが、ネットオークションから手を引いた。

ジャズの世界には、オリジナル盤や幻の名盤という高嶺の花があるが、もっと身近に楽しみ方があることをネットオークションから経験した。

 

 

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食いのこし番外編4「レコードクリーニングの囚人」

2011-07-10 | 音楽遍歴

今でも行っている儀式である。

クリーナーとスプレーは、今も使っています。そして、レコード針用クリーニング液も。

ずっと以前に、レコード盤の上に、自走式クリーナーを置いて使ったことがあるが、レコードレーベルに回転跡が残るような気がして、すぐに使用をやめた。この自走式クリーナーはレコード店のポイントを貯めてもらったものだから、もったいないとは思ったが使い続けれなかった。

その次に、この本に出てくる「アーム付ブラシクリーナー」というのも使用したことがある。

しかし、儀式をおこなっているので、このブラシクリーナーも必要なくなった。

儀式は単純。

レコードをターンテーブルに置いて、プレーヤーの回転スイッチを入れる。

回転しているレコードにスプレーを1秒程吹き付ける。

レコードクリーナーにブラシをかけ、レコード溝に対して垂直より少し角度を持たせ、中心から少しずつ外側へ移動させる。

垂直のままでは、ホコリはレコード盤に残ってしまうからである。

中古盤の時には、これを2回繰り返してから聞いている。

この儀式があるから、レコードを聴くときは集中できるのである。

でも、最近はCDを聞くみたいに、途中で居眠りしているときもある。

オートリフトアップ機能は付いているが、これではいけないと思っているが。うつらうつらとなる時が・・・

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食いのこし番外編3「4チャンネルのおとしまえ」

2011-07-06 | 音楽遍歴

4チャンネル・ステレオを購入したんですが、4チャンネル・レコードは1枚も購入していません。

CD-4方式は、確かに4チャンネルを感じるんですが、音楽を聴くには落ち着かないんですね。

他の4チャンネル方式は、あまり4チャンネルを感じないんです。

それが、時を経て、

映画『マトリックス』で、主人公が弾を避けて、背面に仰け反るシーンがありましたが、

あの効果音が、前から後ろへ突き抜けていった時、衝撃が走りました。

映画には合うのです。で、サラウンド5.1に傾倒していきます。

後ろが気になる時があります。効果音は凄い。

SACDのマルチチャンネル録音も気になるところですが、あくまで臨場感は求めますが、

後ろのスピーカーからリードギターの音が聞けたからといって、それだけの驚きしかないですね。

ピンク・フロイドやELPなどのプログレには向いていると思いますが。

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「オーディオ小僧の食いのこし」番外編2

2011-07-04 | 音楽遍歴

もう少し続きを。

ステレオを購入してからは、FM放送をよくきいていました。しかし、著者のようにエア・チェックはほとんどしませんでした。

それは、テープが高価であったため、気軽に録音できなかったことが理由です。

なので、ねだって買ってもらったオープンリール・デッキは活躍の場を得ないまま、ステレオ・カセットデッキに座を譲ります。

リールに録音されたのは、ベック・ボガート&アピス、いわゆるBBAのファースト・アルバム『BBA』。

ステレオ・カセットデッキは、スピーカーが付いているもののモノラル。録音はステレオなので、ほとんど、ヘッドホンで聞いていました。

著者の言うところの「寝床オーディーオ」です。

ディープ・パープルを聞きながら就寝。

結婚するまで続きました。

故に、このデッキ以降、社会人になってからはウォークマン、CDウォークマンのお世話になりました。

今では、携帯プレーヤーのお世話になっていますが、さすがに自宅では聞きながら寝ませんが。笑。

ところで、前に戻り、ステレオ・カセットデッキには、ステレオ・マイクが付属されていましたので、小生も生録に出かけたことがあります。

近くのせせらぎの「音」を録りに行きました。

当時は、蛍が出るような清流なのですが、周りは田んぼ。

時間は、午後8時頃。

最初のうちは、再生していても涼やかで気持ちいいのですが、何を思ったか、真っ暗な中で懐中電灯を持って出かけて録音したので、突然「暗闇」のことが頭によぎった途端、ぞぞっーと寒気を感じたんですね。

もう、ヘッドホンで聞くことはありませんでした。汗!!!

続く。ではでは。

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オーディオ小僧の食いのこし

2011-07-03 | 音楽遍歴

牧野良幸氏著作の本のタイトルです。

『僕の音盤青春記』に次いで2009年刊の本である。

はまりました。

『僕の音盤青春記』はまだ中途なのに、一昨日に届いた『オーディオ小僧』を一気に読み終えた。

ほぼ、同じようなオーディオ遍歴。

思わず吹き出してしまいます。

それぞれのテーマにコメントを送りたくなるほど、似通った時代を著者も歩んでいます。

小生にはSPレコードとの出会いはありませんが、テープレコーダーで自分の「声」を初めて吹き込んだ子供の頃のことは記憶にあります。

自分で購入したことはありませんが、ソノシートを友人宅で聞かせてもらったことはありました。

小学2年生の頃、叔父の家でポータブルプレイヤーで聞いたスパイダースの「夕陽が泣いている」が、初めて聞いたシングル盤です。

その後、従兄のところで、寺内タケシの「運命」やローリング・ストーンズの「テル・ミー」を聞いていきます。

小学校5年生の頃、グループ・サウンズが全盛期で、ポータブル・プレイヤーが欲しくて堪りませんでしたが、親の意見に従い購入を断念しました。確かに、この頃は、切手集めに夢中でしたから、小遣いではとても賄い切れなかったと思います。

中学1年の冬、ついに深夜放送や電話リクエストを聞き始めます。

ここで、ポップスやロック、当時流行し始めたフォークソングを聞き始めます。

中学1年の時、英会話用に買ってもらったカセットテープレコーダーに好きな音楽を録音し始めたのもこの頃です。

特に、ソニーがスカイセンサーを発売する直前の頃に買ってもらったラジオ「The 11D」から聞いたFM放送の「音」のクリアさには驚きました。

ステレオもないのに、中学3年生でブラスロックバンド・チェイスのアルバム『チェイス』を購入。初めてのLPレコードの購入。

その後も、ディープ・パープルの『マシン・ヘッド』、岡林信康の『狂い咲きコンサート』などを購入しています。

高校に合格した時、著者と同様に4チャンネル・ステレオを購入してもらいます。

この時、スピーカーの数が多い方が良い音がするのではないか、ウーハーの口径は大きい方が低音が出ると思っていたので、少し高めのシステムを購入しました。オート・スタート、オート・リターンの機能。贅沢にも、オープンリール・デッキも一緒に購入してもらいました。

この本が自分史に見えてくるので、苦笑の連続。

続く。ではでは。

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『僕の音盤青春記』番外編2

2011-07-01 | 音楽遍歴

第1章 中学2年生 「サイモンとガーファンクル『ギフト・パック・シリーズ』」

小生も購入しました。

「シカゴ」です。

牧野氏は赤い箱でしたが、小生は銀色の箱、CBS・ソニー創業4周年記念盤です。

えっ、まだ4周年なのに、記念盤。改めて、驚いてます。(気づいていなかった。)

ちょうど、ラジオ放送で「サタデイ・イン・ザ・パーク」が流れていたころで、『シカゴⅤ』が発売された頃だったと思います。

ブラス・ロック・バンド シカゴのレコードはどれも、2枚組。『カーネギーホール』に至っては、4枚組。

おいそれとは、手が出ない。

ベスト盤である『ギフト・パック・シリーズ』は、LPレコードを購入し始めた中学生には、お手頃、お得な品だったのです。

2枚組、3000円。しかも、ベスト盤。

その後、トータル・アルバムを意識するようになっていくのですが、時には、ベスト盤、コンピレーション盤にも手を出すことがありました。

これは、ヒット曲を中心に聞くには都合がいいのですね。

サイモンとガーファンクルやアメリカ、Tレックスなんかはこういう聴き方をしていましたね。

続く。ではでは。

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