もう少し続きを。
ステレオを購入してからは、FM放送をよくきいていました。しかし、著者のようにエア・チェックはほとんどしませんでした。
それは、テープが高価であったため、気軽に録音できなかったことが理由です。
なので、ねだって買ってもらったオープンリール・デッキは活躍の場を得ないまま、ステレオ・カセットデッキに座を譲ります。
リールに録音されたのは、ベック・ボガート&アピス、いわゆるBBAのファースト・アルバム『BBA』。
ステレオ・カセットデッキは、スピーカーが付いているもののモノラル。録音はステレオなので、ほとんど、ヘッドホンで聞いていました。
著者の言うところの「寝床オーディーオ」です。
ディープ・パープルを聞きながら就寝。
結婚するまで続きました。
故に、このデッキ以降、社会人になってからはウォークマン、CDウォークマンのお世話になりました。
今では、携帯プレーヤーのお世話になっていますが、さすがに自宅では聞きながら寝ませんが。笑。
ところで、前に戻り、ステレオ・カセットデッキには、ステレオ・マイクが付属されていましたので、小生も生録に出かけたことがあります。
近くのせせらぎの「音」を録りに行きました。
当時は、蛍が出るような清流なのですが、周りは田んぼ。
時間は、午後8時頃。
最初のうちは、再生していても涼やかで気持ちいいのですが、何を思ったか、真っ暗な中で懐中電灯を持って出かけて録音したので、突然「暗闇」のことが頭によぎった途端、ぞぞっーと寒気を感じたんですね。
もう、ヘッドホンで聞くことはありませんでした。汗!!!
続く。ではでは。