横尾忠則氏が手掛けた22面見開き曼荼羅ジャケットが話題を呼んだサンタナのライブ・アルバム。
LP時代、3枚組というのも特別であったが、LPサイズの22面見開きジャケットは壮観であったと思う。
’73年のサンタナ初来日のライブを日本人スタッフにより録音。
発売当時、高校生であった私には、簡単に手出しできるものではなかった。
サンタナの音楽は、FM放送で聞いていたものの、ディープ・パープルファンであった私には、サンタナは購入して聞くまでの対象ではなかった。
しかし、この時のライブ・ツアーがフィルム映像に残され、レコード店でもらったチケットでフィルム・コンサートに出かけた。
観覧者の中から抽選で記念が貰えた。
私は、パネル写真が当たり、ディープ・パープルのパネルを貰って部屋に飾っていた。
話が横道に逸れてしまったが、
サンタナには関心はあった。
大学生の時、下宿の先輩がバンドをやっていて、そのコンサートによく行った。
そのバンドのレパートリーに「哀愁のヨーローッパ」があった。
そして、この頃、ライブとスタジオ録音2枚組の『ムーン・フラワー』が発売された。
後年、ロックのライブ・アルバムを集め出した時にこの『ムーン・フラワー』を購入した。
サンタナが、マイルス・デイビスやジョン・コルトレーンを敬愛していることもあって、関心は持ち続けていた。
たまたま、ネットでマウンテンの来日アルバムのリマスター盤発売を知った時に、この『ロータスの伝説』の復刻アルバムが発売されていたの知ったのである。