今回の発掘盤も15年以上聴いていなかったアルバムです。
ローランド・カークは、マイ・フェイヴァリット・ミュージシャンの一人ですが、彼と共演し
ていたラーン・バートンpの初リーダー・アルバムです。
○ ’92年録音『ザ・ポエム』
メンバーは、
・ Walter Booker(b)
・ Jimmy Cobb(d)
です。
このアルバムが、日本制作盤であるところが渋いんです。
当時、デイスク・ユニオンがDIWというレーベルを立ち上げ、日本のジャズ・ファンが
注目しているミュージシャンで、録音に恵まれていない人を取り上げ、リーダー作品
を録音していました。
その一つが、この作品です。
このアルバムにおけるバートンのピアノは、カークと共演してきたことを思い起こして
いただければ多少輪郭がつかめると思いますが、軽快で小気味よいサウンドと言え
ばよいのでしょうか。