ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

マイ・コレクションの発掘第8回(ジャズ編その5)

2009-02-08 | マイコレクションの発掘

エリック・ドルフィーas、ジョン・コルトレーンts、オーネット・コールマンasとジャズを聴

き始めた早い頃から、フリー・ジャズの入口付近を彷徨っていました。

次に、興味を持ったのが、アルバート・アイラーtsでした。

○ ’64年録音『スイング・ロウ、スイート・スピリチュアル』

メンバーは、

・ Call Cobbs(p)

・ Henry Grimes(b)

・ Sunny Murray(ds)

です。

インター・ネットで調べてみると、このアルバムは現在廃盤のようです。

デイスク・ユニオンのDIWレーベルから発売されていました。

ライナーノーツは、油井正一氏。

このアルバムは、やや録音状態が悪いのですが、貴重な未発表音源として発売され

ました。

フリー・ジャズを聴くときには様々な聴き方がありますが、このアルバムは聴き易く、

アイラーの奏でるサックスの「音」に耳を傾けてください。

アルバムの1番目を飾る「ゴーイング・ホーム」は、皆さんも耳にしたことがあるドボ

ルザークの『新世界』の曲です。

彼の「音」は、あなたの胸の中に飛び込んで来るでしょう。 

’76年11月26日、ニューヨークのイースト・リバーに浮かんだアイラーの「死」を伝

えるニュースがアメリカから舞い込んだと言われていますが、私は前日の25日、三

島由紀夫の割腹自殺のニュースの方が、時代背景として印象に残っています。

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