”玲瓏”管理人のつぶやき

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日本人メジャーリーガ、異国での適応

2007年06月30日 | イチロー
 ニューヨークヤンキース、ジョー・トーリ監督が日本のあるスポーツ新聞に手記を寄せている。阪神タイガースから今年ニューヨークヤンキースに移籍した井川慶投手がなかなか芳しい成績を残せない状況を「日本人選手は力がある。ただ異なった状況に適応できるかが問題なんだ。ケイ(井川投手)はまだ適応できていない。」と述べている。

 ボストン・レッドソックスの松阪大輔投手も適応に苦しんだ。NHKの特集で上半期の松阪投手として放映されて本人も認めている。その調整法。米国では投手の肩、下半身は消耗品。多くの投げ込みや走り込みは認められない。松阪はチームに自分の方法を取り入れさせたことで本来のピッチングを戻しつつある。

 ニューヨークヤンキース広報部の広岡さんが面白いことを語っている。トーリ監督に「それならヒデキがどうだい?」と聞く。「一番信頼できるバッター。チャンスに強く、状況判断に優れていて、期待にそぐわない選手だ。」と応えるトーリ監督。「いや、ヒデキはまだ適応できずに苦しんでいるんだよ。」「え?」「日本で僕らが見てきたヒデキはあんなもんじゃないんだ。」

 日本で見たことのない中途半端な三振を見ると、うん、そうかもと頷けるところはある。

 ゴジラの大爆発、怪物の本領発揮、後半戦に期待したい。

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