”玲瓏”管理人のつぶやき

"玲瓏:羽生善治(棋士)データベース"管理人たいがーの独り言(HP更新情報含む)

走り屋ばか

2007年02月17日 | よもやま
 その事件は第三京浜で起きた。

 うちの奥さんが実家のある千葉に帰っていた。ケンカしたわけではない。お義父さんが入院されたため看病に行っていたのだ。しばし家に戻れるということで横浜駅に車で迎えに行くことになった。

 バタバタしていると時間が迫ってきた。このままだと時間に遅れる、時間にうるさい奥さんにどやされる、と思い急いだ。

 自宅から第三京浜都筑インターへ向う道でアルファロメオがちんたら走って通せんぼじじぃ状態、気持ちが急いているので知らず知らず後ろにピッタリくっついた。いや、あおっているつもりはなかったが…(^^;

 アルファロメオはETCがない。こちらは涼しい顔でETCだ。よしと思った。発券から第三京浜への合流時、ふとバックミラーを見ると、前後逆転したそのアルファロメオが後ろからあおっている!

 「ああ、ばかがきた!(^^;;」

しかし同時に、

 「真っ赤なセリカでぶりぶりだったオレさまを誰だと思っている」

と導火線に火がついた。

 3車線の本線合流すると左車線、中車線の前方に遅い車集団、中車線には中途半端なスピードの車が来ている。作戦開始だ。そろっと、左車線に入る。アルファロメオは本線に入るなり、急加速して中車線、右車線に移動し、また中車線を経由して左車線自分の前にかぶせてきた。

 「やはり、そうきたか?」

 と思った瞬間、中途半端なスピードの車を利用して、エンジンブレーキを使い急減速、かぶせてきた瞬間、中車線、右車線と車線変更だ。案の定、アルファロメオは袋小路になった。

 「へんっ、ざまあみろだ」

 しかしこちらは東名高速道路上でのスピード違反でおまわりさんにお世話になった身だ。時速100キロ(ちょっと)しか出さない(^^;こととしている。袋小路をなんとか脱したそのアルファロメオが急スピードで後ろに接近してきた。

 「お前よぉ、スピード違反だろが(--;;」

 とは思ったものの、おまわりさんは周りにいなそうだ。追い越し用右車線にいる自分の前にかぶせようと何度も中車線から仕掛けてくるが、こちらも入らせないように前のバンの後ろにぴったりくっつく。バンは後ろに気づいていないかのごとく平然だ。そのうち保土ヶ谷料金所に着きカーチェイス?もジエンド。こちらはETC、アルファロメオ君はETCなしだから。

 「走り屋としてはイマイチだな。」

と思ったが、ふと気づいた。

 「そういう自分が”ばか”だったか…」(爆)