蝸牛のこちょこちょ

みずしろの普段着物と手仕事と好きなものの記録。

車中泊実験してきました。

2023年04月25日 | アウトドア
 アウトドアカテゴリで良いのかしらこれは(笑)
 正確には「目的地への出発を早くして、眠くなったら仮眠、起きたら走って疲れたらまた寝る」という野生動物的本能忠実仕様の旅です。
 目的地は近隣県。普通だったら仮眠など要らない距離ですが、わたしは高速運転に慣れていないのと朝早めに着きたかったのとで、余裕持ちすぎくらいの条件から慣らしていくことにした次第です。
 今回は山岳地を長く走るので、下道だと逆に仮眠場所が見つからない危険があるため高速道路一択。サービスエリア間の距離やGSの有無、食堂の営業時間なども事前に調べておきました。

 
 準備なう。
 カーテンは手持ちの布を使い、最終的には全面、天井から床まで垂らしました。境目はかなりたっぷりと重ねて隙間をなくしています。これが大正解で、深夜、車外が冷えてきた時も「隙間風」と感じる冷気の移動が全くなし。ドアや窓の断熱はしてませんが、冬に鉄部からひんやりと感じるアレが布一枚でこんなに違うのか。
 また形状が複雑な前席は敢えて覆わず、前席背面から荷室をぐるっと四角く布で囲んだ仕様にしています。助手席はたたみましたが運転席は全く動かさず、座れば即座に運転できる状態のまま。車外からはちらっと見た程度では車中泊仕様とは分かりづらく、結果的に良かったかも。もっともこれはわたしがタッパ無いから出来ることで、あと5㎝身長が高ければ無理だったと思います(笑)
 ベッドは(写真ではまだ敷いていませんが)ホームセンターで買った15mm厚の銀マットの上に折り畳みのウレタンマットを敷いて作成。
 ウレタンマットはこれです。インフレータブルとか丸く巻くタイプより片付けが楽なので、銀マットもウレタンマットも蛇腹に折りたたむタイプ。畳んでおくと椅子にもなるし、スペースや用途に合わせて広げる長さも調節できるし、一端だけ折り返せば枕にもなって本当に具合がいいのです。
 寝袋は、いつものイスカの3シーズン用マミー型ダウンシュラフ+念のためにサウスフィールドの極薄夏用封筒型シュラフも持って行きました。これもまた正解で、仮眠場所その1の外気温は3℃台前半まで落ちたのですが、全く寒さを感じず爆睡。外に出てはじめて震えあがったくらいです(笑) ちなみに枕元に置いていた温度計の最低記録は8℃でした。

 
 三時間ほど眠っては走り、疲れたらまた少し眠り、で、目的地最寄りのSAで朝ごはんを買い、車内で身支度。
 立って普通に着替えが出来ます。なんて楽なんだ。さすがに腰はちょっと屈める感じになりますが、ボトムを着替える間だけなので余裕。座れば思いっきり伸びをしても平気なほど広いのです。ビバ、Nvan。

 
 今回のドレッサー。
 机にしているのは無印の「重なる竹材長方形ボックス 大」に専用のフタを重ねたもの。中には非常用装備が入っていて、普段から積みっぱなし。一人の簡単な食事なら十分とれる広さで、高さも胡坐をかいてちょうどいい。各サイズ揃っていてスタッキングもできるので、ソロキャンでも使えそうだなと持出しの機会を窺っているところです。

 この後は友人たちと合流して遊び倒していたので写真無しです(笑) 帰りは日中にのんびり帰ったので、車中泊モードは出番なし。

 
 これは南条SA(下り)に居るフクイティタン。推しです。

 
 
 
 エサやり体験が出来るのでお立ち寄りの際は是非。(けっこうな迫力で吼えるので小さいお子さんは驚いて車道に飛びださないようご注意を!)

 
 短いけど楽しい体験でした!
 徐々に距離伸ばして行きたいとこ行けるようになるといいなあ。次は車泊メシにも挑戦してみたいです。
 また人生にやりたいことが増えてしまった(嬉)