67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

息子の大学進学に関しまして、

2013年06月05日 10時57分53秒 | 日記
息子は高校を卒業したら海外の大学で学ぼうと考えておりましたので、米国を含むいくつかの大学を受験しました。結果が出るまではやきもきさせられましたが、合格通知をいくつかの大学からいただきましたが、今度はどの大学を選ぶかでまたまた悩ませれました。親としてはランクのより高い大学で、誇りを持って学んでほしいと思いますが、子供には子供の考えがあるようで、このような微妙な時期に子供ほど情報を持っていない親としては子供がその内のランクの低い大学を選ぼうとしているのをただ傍観するしかないという状況で、しかし最終的にはどこでもいいかなという思いに至っております。

子供が受験をしてみて分かったことは米国の大学は学費が高いということです。そこそこ名の知れた(つまり世界ランキングで30番以内に入るような)大学は学費が年間日本円にして400万円を超えます。円の価値が下がっていますので、親の懐はさびしくなるばかりです。一方州立大学などでは同じようなランクの大学ではその州で居住していない、州外の学生や外国人留学生は300万を同様に超えるような授業料となります。しかし私立で少しでも優秀な学生を取りたい大学は受験時の成績でたとえば年間150万程度のいわゆるスカラーシップを合格案内と共に提示してくれます。

ところがたとえばカナダの大学でやはり世界ランキングが同様に高い大学の授業料は年間留学生の場合でも150万程になります。カナダの大学で世界ランキング30位以内となりますと2校ぐらいしかありませんが、地元民であればその金額はさらに安くなります。

イギリスの場合はやはり国立大学ですが、外国人留学生は年間250万円程になります。イギリスの良い点は日本や米国のようにいわゆる1年時に教養課程と称するような専門課程以外のクラスが無く、3年で卒業できるという点は親にとっては特典と思います。

米国の場合生活費と授業料で4年間を計算しますと、授業料420万/年x4年=1680万および4年間の生活費80万x4年=320万円、合計2000万円となります。

イギリスの場合同様の計算方法で990万円となります。カナダの場合は920万円となります。以上の計算は合格通知をいただいた大学を念頭に置いて計算していますので、平均と言うわけではございません。

世界の大学ランキングを発表している団体はいくつかありますが、この評価が絶対というわけではございません。評価機関によりばらつきがかなりあります。またこのランキングに関しましては主に米国の団体が出版しておりますので、米国の大学のランキングが上位に来る傾向があるように思います。さらに付け加えるべきこととして、米国の入学の審査ではSAT等の共通テストの結果および高校における評価を主として用いながら課外活動など、その他の業績などが勘案されます。音楽やスポーツで認められている受験生は有利です。成績だけが入学判定に用いられるわけでは無いので、前年の入学生の共通テストの最高点を超える成績を持って受験しても必ずしも合格しないということもあります。