秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

27年前の記憶

2010-05-26 08:59:07 | 建築日記
5月26日(旧暦4月13日 七赤 仏滅 丙子)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日は雨の予報でしたが、増田町はほとんど降らず、むしろ青空すらのぞいていました。

打って変わって今日はやはり雨の朝となりました。

7時くらいから降りだした雨は、次第に雨音が強くなりつつあり、午前中は現場を様子見する形となってしまいました。

明日から順調に天候が回復することを望んでいます。


きょうから七十二候の「紅花栄う」5日間となります。

紅花といえば山形県最上地方が有名ですが、もともとはエジプト原産で、シルクロードを介して4~5世紀に日本に入ってきたそうです。

そして9~12世紀の平安時代には、千葉県中南部の長南町が一大産地となり、現在でも「べにばな祭り」といったイベントに名残を残しています。

紅花は染料の他、食用油にも使われています。


さて、今日の秋田魁新報を開いてみると、「県民防災の日」という記事が大きく載っていました。

今から27年前、1983年(昭和58年)の今日は、秋田県能代沖を震源とする「日本海中部地震」が発生した日となっています。

午前11時59分57秒発生、マグニチュードは7.7ということで、地震によって引き起こされた津波は10mの高さを超え、秋田県・青森県・山形県で104人の死者を出した災害となりました。

遠足で男鹿に来ていた合川南小学校の児童13人、能代港の工事関係者41人、釣り人17人を含む100人は津波被害の犠牲者でした。

当時、私は保育園に通っていましたが、この地震の記憶だけは鮮明に残っています。

昼時の地震だったことで、先生方がテレビをつけ、地割れが走った路面の様子などを一緒に視聴したことを覚えています。

秋田市では震度5を記録したとのことで、当時を知る人に話を聞くと、高層ビルが驚くほど揺れていたことなど、やはり秋田県民にとって大きな衝撃のある地震でした。


2003年の同日には三陸沖地震、また記憶に新しい2008年6月14日の岩手宮城内陸地震というように、この時期は東北地方で大地震が発生しています。

災害の備えに関しては、このブログで何度か紹介いたしました。


3月7日 消防記念日


3月1日 防災用品点検の日

1月17日 15年目

学校施設の耐震補強も進んでいますが、一般の住宅ではまだまだ遅れているのが現状です。

耐震補強も含めた大掛かりな改修工事だけでなく、家具の固定といった身近なところから始められるのが良いと思います。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
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