秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

気球

2010-06-05 07:44:56 | 自然と科学
6月5日(旧暦4月23日 八白 友引 丙戌)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。


横手市増田の今朝は、薄いグレーの空と雨の時の独特の湿気が立ち込めています。

今日は雨が降るのでしょうか。昨日は「ピンポイントにわかどしゃ降り」と表現すべきな空模様でした。

足場に上がった状態での仕事には、職人さん共々充分に注意する必要があります。


今日は夜に月が見られるのなら、「下弦の半月」となります。

また、当ブログのこちらに目を移すと、→
今日の日の出は午前4時12分、日の入は午後7時過ぎとなっています。

6月22日の「夏至」までは、もう少し日が長くなります。


ふと考えてみると、このように太陽や月の動向で一年や一月、時間が一定の法則に則っていることは、まさに地球が宇宙の一部であることを感じさせます。

古代の人々が夜空を眺めて、季節と暦はもちろん、人の運命や国の命運を天体の動きで占ったということに、ある種の説得力を見ることが出来ます。


夜空の話題が出ましたが、今日は昼空に浮かぶ物体の話をご紹介したいと思います。

今日は「熱気球」が世界で始めて実験に成功した記録の残っている日となっています。

日本では江戸中期の1783年、南フランスのアノネという地で、モンゴルフィエ兄弟が薪を燃やして大きな風船を飛ばし、2キロ先の隣町までたどり着いたとされています。

このときは無人の飛行でしたが、同年の11月には有人飛行も成功しました。


その後、ヨーロッパで気球ブームが起こり、ドーバー海峡の横断などの冒険飛行も行われました。

やがて熱気球はガス気球や、プロペラを付けた飛行船を生み出したりしましたが、20世紀に大進歩した飛行機に主役を譲り、現在ではスカイスポーツとして愛好家の支持を受けています。

日本人では1877年(明治10年)、第一回内国勧業博覧会において京都の発明家の島津源蔵による打ち上げが初とされています。

この島津源蔵の創業した会社は、島津製作所となっています。


気球は日本では航空機としての分類ではありませんが、欧米では航空機の一種となっているようで、パイロットとしてのライセンスが必要だそうです。

夏の時期になると、秋田県南でも気球が上がっているときがあります。

私は乗ったことがありませんが、おそらくそこから眺める景色はすばらしいものだと思います。

チャンスがあれば、一度乗ってみたいと思います。

2006 Albuquerque Balloon Fiesta




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