台風６号

７月２２日（金曜　旧暦６月２２日　八白　先負　戊寅）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。


今朝も風がやや冷たくなっていますが、昨日よりは気温が上がりそうです。

大型台風６号は日本を去り、日本の各地でも今日は晴れとなるそうです。

しかし、この台風によって西日本を中心に大雨が降り、土砂災害なども発生しました。


台風は、熱帯低気圧が暴風を伴う現象であり、日本では１０分間の最大風速が３４ノット（秒速１７．２メートル）以上を台風と定義しています。

世界気象機関（ＷＭＯ）の定義では、１０分間の最大風速が６４ノット（秒速３３メートル）以上の熱帯低気圧を「タイフーン」として、また発生して進んでいく地域によって、ハリケーン、サイクロンという呼び名となるそうです。

２００５年８月末にアメリカ南東部を襲った大型ハリケーンは「カトリーナ」という名が付き、ミシシッピ州ニューオーリンズを中心に南部諸州に大きな被害をもたらし、あるいは１９７０年１１月に発生したボーラ・サイクロンは、当時の東パキスタンに甚大な被害を与え、それが契機となって内戦とインドとの戦争（第３次印パ戦争）が起こり、翌年東パキスタンがバングラデシュとして独立しました。


今回の大型台風６号は、アジア名で「マーゴン」という名前が付いていたそうです。

２０００年から、日本を含むアジアなどの１４カ国で組織される「台風委員会」が、発生した台風に名前を付けることを決め、地域内の２８言語１４０語の中から順繰りに名前をつけていくとしました。

マーゴンはこの１１６番目に当たり、香港の「馬鞍山」にちなんだものであり、今回はツイッターや掲示板でこのアジア名が連呼されたことで、ネット上でよく見かける名前となりました。


日本語からは、「テンビン（５）」「ヤギ（１９）」「ウサギ（３３）」「カジキ（４７）」「カンムリ(６１)」「クジラ（７５）」「コップ（８９）」「コンパス（１０３）」「トカゲ（１１７）」「ワシ（１３１）」が上げられており、これらは全て星座にちなんでいるそうです。

マーゴンの次は日本語の「トカゲ」が台風名となりましたが、この台風は間もなく消滅したとのことです。

気象庁　台風の番号と名前


台風は年間で数多く発生し、時に日本を含むアジア地域の各地に大きな被害をもたらす自然災害となっています。

今回のマーゴンの当初予測進路は、日本列島を全てなぞるような形でしたが、和歌山県沖当りで大きく進路が南へ逸れていきました。

秋田県では、気温が急激に下がったり時折強風が吹いたりと、その影響と思われるような現象が続いていましたが、それも収まってきたようです。


これから秋に掛けての台風は、農業を行う方にとっては心配の種となります。

天災の多い今年の日本に、これ以上の被害をもたらさないことを祈りたいと思います。


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