昨日の恩田川、桜は2分咲きというところ。 鷺が温んだ水の中を優雅にお散歩。
もう一羽は川底をしきりに探ってお食事中
今日は 昨日より格段に暖かくなるそうだから、桜もいっきに開くでしょう。
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さて、私事ながら本日をもって友達とほそぼそと続けていた支援ボランティアを
完全に閉じることになりました。
まだこれからが大事という思いが強いのですが、互いのさまざまな事情でやむなく・・・
「やめる」というと何もしなくなるみたいだから、「卒業」ということにしようと友達と話しました。
ここは終点ではなく通過点、また新しく次を考えたいと思っています。
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「卒業」は寂しさ以上に、次への夢を膨らませる時。
卒業する学生も、寂しさと共にどこか弾む気持ちも抱いて式にのぞむのでしょう。
そういえば防衛大学の卒業式では、安倍首相が
「最高指揮官たる内閣総理大臣の片腕となって~ 諸君は、私の誇り~」と訓示したのだとか。
まるで私的な軍隊への呼びかけみたいで、気味が悪い。
その中で卒業生の1割に及んだ任官拒否者は、卒業式への出席も許されず
裏門から帰宅させられたそうです。
入学金・授業料免除、給料支給という防衛大学の性質からの措置なんでしょうが、
これは2年前安倍政権になってからのこと。 なんだか子どもっぽい仕打ちです。
こういう教育方針で、果たして万人を救う自衛官が育つのか心配です。
自衛官にはびこるいじめ体質も、助長させたりしないでしょうか。
ましてや、今年度においては 在学中の憲法解釈変更、安保法強行採決・・・
入学時の条件を国が変えたのだから、任官拒否はやむを得ないと私は思うのですが。
まさしく今日29日は、安保法施行日。 卒業生が参戦に踏み出す日。残念です。
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この分だと、今週末には桜の見ごろがやってきそう。 ちょうど父の命日。
つくづく いい時期に逝ったもの。 父らしい。
今度は桜吹雪の中を行く 鷺を見に行こう