平和を愛した詩人が、また一人亡くなりました。 まどみちおさん
100歳を越えても現役詩人。天寿を全うされ104歳で逝かれたのですね。
「ぞうさん」「一年生になったら」・・・ 娘たちもずいぶんとお世話になりました。
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さてさて、何事にも「極意」というのがあるものです。 たとえば・・・
コミュニケーションを円滑にするためには 「語尾をあげて話す」んだそうです。
今朝のあさイチで、萩本欽一さんが そうおっしゃってました。
母親が子供に、先生が生徒に、妻が夫に物言う時は語尾を下げない。なるほどね(^o^)丿
言葉では尽くせない思いを伝えるには? 手をつなぐ。 これは「ごちそうさん」のワンシーン。
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花を綺麗に咲かせるためには、咲き終わった花がらをこまめに摘むことだし、
そらの健康を保つためには、日々の観察と 体重チェック!
原発に頼らないためには、生活を見直して使い捨ての消費大国から脱却。
それでは「平和」の極意は? 戦争放棄を貫くことが一番なのではないかしら。
武器を売り、参戦することで「平和」は保てるの? 個別的自衛権では足りないの?
真剣に平和の極意を考えないといけないなと思う、今日この頃です。
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まどみちおさんもまた、戦争協力詩を書いたことを悔いた人でした。
彼の詩作への原動力は世の中への「不満」だったんだとか。
「遠くのものにも、近くのものにも。政治家に、警察の人に、学校の先生に。
金もうけ、いんちき。無学の私も言わずにおれない現状です。戦争もなくなりません」。
世の中に目を向けて生涯自分の思いを発信し続けた姿勢に、背筋が伸びる思いです。