タイでの生活(生タイ情報)

タイでの生活、生のタイをご案内します。(古都チェンマイでゴルフを~タイトル変更)

クーデター

2023-05-13 00:06:39 | 日記
いよいよ日曜に選挙が行われます。
どれくらいタイの選挙が熱いかと言いますと、明日土曜から日曜も禁酒令が出されました。
お酒を飲むこと、売ることは違反となります。
これは酔っ払い冷静な判断ができない状態での選挙投票を避けるためだそうです。
また、二日酔いを理由に選挙に行かないことも防止できます。
日本じゃ考えられませんね。
恐らくは野党が勝利します。
そしてだれが首相になるかです。
人気が一番の若いピター氏か、タクシンの娘かになると思います。
それは良いとして、この選挙に乗じてタイ帰国を計画するタクシン逃亡犯(元首相)がトラブルの本なのです。
娘が首相になれば、間違いなく超法規的措置で懲役10年の刑を抹消しかねません。
そうなると、黙っていないのが軍部(後ろには王族)です。
国民の大半もタクシンの無罪放免は絶対許せません。
数兆円の国家予算を私的に流用したのですから当然ですね。
軍部はクーデターは起こさないとは言っていますが、過去を見れば高い確率でクーデターになるでしょう。
タイでは「政治の混乱を解消する」などの理由で過去に複数回にわたって軍事クーデターが起きており、
最近ではタクシン派と反タクシン派の対立で政治が混迷を極めていた2014年に、
当時陸軍司令官だったプラユット現首相の主導で5月20日に軍事クーデターが起きています。
タイの軍事クーデターは第二次世界大戦後だけで十数回に及びます。

GWの連休は終わりましたが、これから夏休みにタイ旅行をとお考えの方、片隅に内乱になる可能性も置いておいた方がよいと思います。
選挙の結果や、その後のタイの動きから目が離せませんよ。
もしクーデターになれば、前回の例をとりますと、まず空港が数か月閉鎖となります。
赤シャツが騒ぐようでしたら長丁場は覚悟しなければなりません。
バンコクも道路が封鎖され、移動ができなくなります。
街には戦車など軍が配置され、夜間外出制限(確か20時から)となります。
当然すべての娯楽施設やデパート、コンビニ、屋台なども緊急病院以外は強制閉鎖となります。
ネットやテレビ、ラジオもも規制がかかり、自由な放送はできなくなります。
タイ入国前なら旅行代を損するだけで済みますが、タイ入国後となると、どんな用事があってもタイから数か月出られなくなります。
この間の滞在費、食事はすべて自腹となります。
唯一の利点はバーツが対円で下がることぐらいです。
タクシン一人のためにこうなるのです。
静かに海外で余生を暮らすべきだと思います。(またはタイの刑務所に収監)
本当にいい迷惑です。
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