タイバーツの為替レートが上昇を続けています。
つい先日まではドル32.9~33バーツでしたが、この1週間でさらにバーツ高が進行。現在は1ドル32.4~32.5バーツ前後。
現在、バーツは円に対しても上昇中。
円バーツのレートは今年8月初めには円高ドル安の影響を受ける形で一旦は0.2450程度まで上昇したものの、それ以降は再び下落。特に、この2週間ほどは下落幅が大きくなっています。
アジア通貨危機の起こった1997年半ば以降のレートを見ても、現在は今年7月の安値を更新して27年ぶりの安値となっています。
スーパーリッチ(空港の両替所)などでも1万円が2230バーツ程度まで下落
中国のゴールデンウィーク(2024年10月1日~7日)中に訪れる中国人観光客の数が、予想を下回る可能性があることが明らかになりました。
主な要因として、バーツ高と中国本土の経済低迷が観光客の消費意欲を削ぐ結果となっており、外国人観光客の間ではサービス価格の値下げ交渉が始まっているとのことです。
バーツがドルに対して19ヶ月ぶりの高値を記録し、他のアジア通貨に対しても上昇していることが、観光客の消費意欲に悪影響を及ぼす可能性があります。
タイ政府は政策金利引き下げの要望を発信し続けているが、タイ中央銀行がなかなか利下げに応じない状態が続く中、
ピチャイ副首相兼財務相は9月24日、セタプット中銀総裁と来週にもバーツ高や政府のインフレ目標などについて協議する予定だと明らかにした。
日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所が設立されて70周年となるのを記念するイベントが先ごろ、バンコクで執り行われた。
そのオープニングにおいてピチャイ商務相は、「タイ政府はさらなる日本からの投資に期待している」と述べ、とりわけハイテク産業や半導体の分野でのタイへの投資促進を日本側に呼びかけた。
石破さんが党首になりましたね。
1回目の投票結果で間違いなく高市さんで決まると思っていましたが、選挙は最後まで分かりませんね。
高市優勢で円は対ドルで146円まで急落しましたが、石破さんに決まったとたん一気に142円台まで円高が急速に進みました。
私は高市さん支持派ですが為替のことまでは考えておらず、結果として石破さんでよかったかもしれません。
また高市さんが首相になると中国との戦争も現実味を帯びてくる気がします。
名誉や意地のために戦争なんてまっぴらごめんです。
いずれにしても、変人・河野や素人・小泉でなくて本当に良かったです。
こんなのが首相になればマジで日本は終わります。
しかしタイのバーツ高は困りましたね~
いくら対ドルで円高になっても、対バーツでは反映しません。
タイ政府も相当悩んでいます。
最大は輸出への影響ですが、基幹産業の観光業もこのままでは大打撃をこうむるでしょうね。
日本への外国人観光客が急増した最大要因はおもてなしでも、日本料理でもありません。ただの円安によるものです。
日本もこれからは円高基調となり、観光客が減るのは覚悟しなければなりません。
今にタイはそれが急激に進んでいるのです。
政府はタイ中央銀行に利下げを強く迫っていますが、なかなかうんと言いません。
さらに悪いことに、最大の取引国である中国の経済が崩壊しているため、輸出入はもちろん観光客も中国からは急激に減少しています。
今まで見向きもしなかった日本に、慌ててラブコールしてもほいほい応じるとででも思っているのでしょうかね。
タイは本当に自己中な国、民族ですね。