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「日本版DBS」可決

2024年05月23日 15時34分43秒 | 一言
高橋氏「子どもへの性暴力根絶を」
衆院特別委全会一致で
 衆院地域・こども・デジタル特別委員会は22日、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」の創設を盛り込んだ「こども性暴力防止法案」を全会一致で可決しました。

 日本共産党の高橋千鶴子議員は質疑で、2019年の各国の性暴力の発生件数について、日本は人口10万人当たり5件、米国43・5件、英国256・6件だと指摘。「日本は少なく見えるが氷山の一角だ」と主張しました。

 さらに、教員からの性暴力について、20年12月放送のNHK番組を取り上げ、被害者自ら取り組んだインターネット調査で、77・9%が最初に被害を受けた時、被害と「認識できなかった」、友達や他の教師に相談しても「まともにとりあってくれなかった」などの結果を紹介。「初動が大事だ。現状認識は同じか」とただしました。安江伸夫文部科学大臣政務官は「性暴力は断じて許されない姿勢で取り組む」と述べ、加藤鮎子こども政策担当相は「本法案の対象事業に該当しないものも含め、あらゆる子どもへの性暴力防止を図る」と答弁しました。

 高橋氏は賛成討論で、「性暴力は、子どもの尊厳を深く傷つけ、人生に与える影響は計り知れず、決して許されない犯罪だ」と強調し、「性被害者や家族らの声に応え、日本版DBSの制度は待たれていた」と指摘。「イギリスなどの制度と比べ限定的で課題もあるが、本制度を始めることが最大の抑止効果となることを期待する」と述べました。

 高橋氏は、子どもが相談しやすい体制づくり個人情報の漏えいなどがないよう厳格な制度設計と運用を要求。また、手厚い人員体制と予算確保包括的性教育を位置付けるべきだと主張しました。


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