池ちゃんのページ


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「同じ穴のむじな」は、多くは悪事を働く者たちに使われてきた。維新は?

2024年06月03日 13時18分12秒 | 一言
 狢と書くムジナは、アナグマの異称で、毛色が似ていることからタヌキをそう呼ぶこともあると辞典にあります。違うように見えても実は同類であることを「同じ穴のむじな」というと。
 ひとを化かし悪さをするところも同様で、多くは悪事を働く者たちに使われてきました。いま、このことわざが政界で飛び交っています。裏金事件を受けた自民党の政治資金規正法の改定案をめぐって。
 「英断を示した」と公明党の山口代表がもちあげれば、岸田首相は「踏み込んだ案を決断した」と重々しく。しかし合意案は巨額の裏金や公金を利用して好き放題やってきた自民党政治に渦巻く不信や怒りに背をむけています。
 金権腐敗の根源である企業・団体献金の禁止もなく、使途を明らかにしない政策活動費も温存。本丸には手を付けず、小手先の対策で国民をごまかそうとするものです。以前、山口代表は「同じ穴のむじなとは見られたくない」と口にしていましたが、やっぱり自民と公明は同じ穴のむじなだったと批判されています。
 ことわざの由来には、アナグマの掘った穴にタヌキも住み着くことがあるからとも。その“一つ穴”に入ってきたのが日本維新の会です。他の野党と一致して企業・団体献金の禁止や政策活動費の廃止を迫っていたのに、それをほごにして。
 政治とカネの問題をどう解決していくか。求められている改革からかけ離れたところで仲良くムジナ穴に収まる自公維。国民のくらしは悪くなるばかり。だまされてなるものか。


学術会議任命拒否

2024年06月03日 13時08分06秒 | 一言
政府は情報公開し責任はたせ
 理由も明らかにせずに、菅義偉首相(当時)が日本学術会議会員6人の任命を拒否(2020年)した問題で、法律家や任命拒否された6人の学者が拒否理由の情報公開などを求める二つの行政訴訟を起こしています。第1回口頭弁論が5月29日に東京地裁で行われ審理が始まりました。

 訴訟に先立ち法律家1162人が情報公開法に基づき行政文書の開示を求め、当事者6人が行政機関個人情報保護法に基づき自己情報開示を求めていました。

 しかし、国が任命拒否の根拠・理由のわかる文書はすべて「不存在」として不開示処分にしたことから、原告らは不開示の取り消しと損害賠償を求めて司法に訴えたものです。

■法解釈勝手に覆す
 学術会議は「わが国の科学者の内外に対する代表機関」として、政府から独立して職務を行うアカデミー(学術機関)です。会員は学術会議自らが「優れた研究又は業績がある科学者」から選考し、その推薦に基づいて首相が任命します。「形式的任命にすぎない」というのが政府の一貫した法解釈でした。任命拒否はこれを勝手に覆して学術会議の人事に介入し、学問の自由を侵害したものです。

 第1回口頭弁論で、任命拒否されたひとりの加藤陽子東京大学教授は、菅首相が「人事のことなので説明を差し控える」とのべたことが、「(学者としての)欠格事由あるいは忌避される理由があるかのように人々に類推させた」と、学者としての名誉を侵害されたことを痛切に訴えました。わが国の学術に深刻な被害をもたらしたのです。

■学問の自由を侵害
 こうした重大な行為について、根拠や理由を記録した行政文書が存在しないはずがありませんなぜ6人だけを不適任と判断したのか、政府にはその根拠を説明する責任があり、全面的に情報を開示すべきです。

 政府が主張する「不存在」が事実なら、公文書管理法が定める公文書の作成義務(第4条)や保存義務(第6条)に明らかに違反しています。それは、国民主権健全な民主主義の根幹を揺るがすものです。

 第2次安倍政権以来、政府に都合の悪い文書の隠蔽(いんぺい)横行しました。今回の訴訟でも隠蔽を許せば、学術会議の独立性と学者の人格を侵害する違法行為が、恣意(しい)的な理由でまかりとおることになります。憲法が保障する学問、思想・良心、表現の自由に深刻な萎縮効果をもたらすものです。

 開示請求手続きのなかで、20年6月12日付で6人の氏名にバツ印をつけた文書が、「任命者側」(首相側)から学術会議事務局に伝達されていたことが判明しました。学術会議が会員候補105人を確定した同年6月25日の幹事会より前に内閣官房が候補者名簿を入手し、その中から6人の除外を指示したことを示しています。学術会議の自律的な選考過程に介入する行為です。学術会議がはね返したため、任命段階で拒否したことになります。

 任命拒否の経過の全容を明らかにすることは、わが国の民主主義と学問の自由を守る上で重要な意義をもちます。岸田文雄政権は判決を待たずに情報を開示し、6人をすみやかに会員任命すべきです。


万博への遠足は危険

2024年06月03日 13時01分21秒 | 一言
衆院文科委 宮本岳志氏、招待中止迫る
衆院文科委

 日本共産党の宮本岳志議員は5月29日の衆院文部科学委員会で、大阪府が府内の子どもたちの遠足を大阪・関西万博に無料招待しようとしている問題を追及しました。万博会場の夢洲(ゆめしま)で毎日2トンものメタンガスが発生し続けている危険性を明らかにし、中止を迫りました。

 宮本氏は、万博会場の夢洲は現役の廃棄物最終処分場で、埋め立てたものの、分解によって可燃性のメタンガスが発生し続けており、その量は2021年から年々増加し、23年には毎日約2トンになっていると指摘。盛山正仁文科相は「事故防止、安全確保の徹底が不可欠だ」と認めました。

 大阪府は3月に発生したガス爆発事故を受けた安全対策のとりまとめを今年夏ごろに行うとしています。一方、学校には万博への遠足についての意向調査に5月末までに回答するよう求めています。宮本氏は「順序が逆だ」と批判しました。

 また、文科省は4月8日に修学旅行等における2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の活用について」と題する事務連絡を出しています。宮本氏は「文科省が万博への修学旅行を推進するものか」と追及。同省の矢野和彦初等中等教育局長は「各学校が判断するもの」と答弁しました。

 宮本氏は「毎日2トンのメタンガスが発生し続けている夢洲での万博開催はただちに中止し、子どもたち、保護者、学校関係者の不安の声に耳を傾けるべきだ」と訴えました。


「万博会場ガス爆発」国が立ち入って検証を

2024年06月03日 12時56分18秒 | 一言
田村委員長が批判
参院国交委

 日本共産党の田村智子委員長は5月30日の参院国土交通委員会で、大阪・関西万博会場の夢洲(ゆめしま)の建設現場で3月28日に発生したガス爆発事故について質問しました。

 爆発事故は、溶接作業の火花がメタンガスに引火して発生。事故発生区域はごみの最終処分場で、常時メタンガスが発生しています。日本共産党は大阪市議会などで爆発の危険性を繰り返し指摘してきました。

 経済産業省の茂木正審議官は「事故発生は10時55分ごろ。消防へは14時59分ごろ、経産省には18時27分に連絡があった」と説明。田村氏は「政府への連絡は事故後7時間30分もたってからだ」「写真も当初は1枚。メディアへの情報開示請求にも黒塗り。報道を見ても事故の状況がわからず、外部的検証ができない」と指摘しました。

 田村氏が「現場を確認したのか」とただすと、茂木審議官は、現場にも入らないまま「第三者により必要な現場確認、検証は行われている」と強弁。田村氏は「施工業者も万博協会も、大阪府・市も、国も事態を矮小(わいしょう)化し、隠ぺいしていると言わざるを得ない」と批判しました。

 田村氏は「メタンガスは発生し続けている。建設作業員の命と安全を守るため国交省は立ち入って検証すべきだ」と主張。斉藤鉄夫国交相は「労働安全衛生法に基づき、通報があれば適切に対応する」と述べるにとどまりました。


希望ある日本のため

2024年06月03日 12時54分44秒 | 一言
大分・別府 田村貴昭議員迎えつどい


(写真)訴える田村貴昭衆院議員=2日、大分県別府市

 大分県の日本共産党北部地区委員会は2日、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)を迎えて「田村さんと語るつどい」を別府市で開きました。

 田村氏は、「総選挙で比例2議席以上を獲得し、自民党政治を終わらせよう。希望ある日本をつくるため、党の一員になってほしい」と呼びかけました。

 裏金問題をめぐり自民党が提示した政治資金規正法改定案の新たな修正案について田村氏は「企業・団体献金とパーティー券購入を温存させた、政治改革の名に値しない案であり、国民は怒っている」と厳しく批判しました。

 農業・食料問題では「大分県の人口約113万人に匹敵する農家と大分県の面積に匹敵する田畑がこの四半世紀に半減した」と述べ、外国頼みの亡国の農政からの転換を力説。平和の問題では党の外交ビジョンなども示して「暮らしと平和を守るため対案を示して頑張る共産党を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。

 「共産党に頑張ってほしいが、どうして政党助成金を受け取らないのか」という会場からの質問に田村氏は「『思想及び信条の自由』をふみにじる憲法違反の制度であるとともに助成金も裏金となって政治腐敗の一因となっている」と指摘。参加した60代女性は「能登半島地震被災地支援に奮闘する姿に感動した。ひどい政治を変えるため、私も頑張る」と話しました。


ズバリ共産党増やして

2024年06月03日 12時51分49秒 | 一言
穀田さんとおしゃべりカフェ
茨城・つくば



(写真)笑顔で訴える穀田氏=2日、茨城県つくば市

 日本共産党つくば市委員会は2日、茨城県つくば市内で穀田恵二衆院議員を招いた「穀田けいじさんとおしゃべりカフェ」を開催しました。

 会場いっぱいの95人が参加。市委員会が用意した質問と会場から出された質問に穀田氏が答えました。和やかな雰囲気の中、関西弁での穀田氏の話に何度も笑いが湧きました。

 「物価高騰で暮らしが大変。どうしたら良くなるのか」「気候危機への対策と日本農業を守る方策」「ウクライナやガザ、どうして戦争が起きるのか」「中国や北朝鮮を含め、アジアの平和をどうつくるか」などさまざまな質問が出されました。

 くらしや環境・平和など不安だらけの「自民党政治をどう変えていくのか」との問いに穀田氏は「ズバリ、共産党を増やすしかないんですよ。だから党に入ってほしい」「具体的に共産党の役割を見てほしい。裏金問題への追及、衆院補選の勝利など、野党共闘で政治を変える力になっている。この力を大きくするために、国民運動、共産党を大きくしてほしい」と重ねて、入党を訴えました。

 カフェ方式でテーブルごとに意見交流を行い、穀田氏が席を回り対話が弾みました。


子の製品事故根絶を

2024年06月03日 12時49分25秒 | 一言
消費生活安全法案 笠井議員が質問
衆院経産委
 アマゾン、楽天市場などインターネットなどで海外製品を日本に直接販売する事業者を規制対象とし、玩具などの子ども用製品に安全規制を設ける消費生活用製品安全法等改正案が5月29日の衆院経済産業委員会で、全会一致で可決しました。

 日本共産党の笠井亮議員は「(政令で定める)特定製品以外の消費生活用製品を海外から直接販売する場合」の海外事業者の扱いについて質問。斎藤健経産相は「(現行法の)国内の製造・輸入事業者と同等の義務が課される」と認めました。

 笠井氏から「子どもの製品事故は根絶していかなければならない」という認識はあるかと問われた斎藤経産相は「根絶しなければならないという方向性は共有している」と答弁しました。

 改正案には、対象となる子どもの年齢についての具体的規定はなく、経産省は、低年齢層が対象の玩具をまずは対象とするとしています。笠井氏は「ISO(国際標準化機構)規格、欧州連合(EU)の玩具指令、米国の消費者製品安全改善法等、『14歳未満』としている国や規格も多い」と指摘。斎藤経産相は「より高い年齢向けの玩具も今後の検討対象となり得る」と認めました。

 笠井氏は「あらゆる手だてを尽くして子どもの事故を防ぐべきだ」と検討を求めました。


オール埼玉で平和守る

2024年06月03日 12時47分02秒 | 一言
市民・労組・野党が行動


(写真)自民党政治を変えようとパレードする集会参加者=2日、さいたま市浦和区

 「立憲主義を取り戻す!戦争させない!9条こわすな! 6・2オール埼玉総行動」が2日、さいたま市の北浦和公園で行われました。集まった6500人の参加者は、野党代表や後援団体の埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連の代表とともに平和を守る決意を固め合い、集会後、市内をパレードしました。

 小出重義実行委員長は、「私たちの子や孫、若者たちに平和を引き継ぐため、みんなが力をあわせて頑張りぬこう」と強調。日本体育大学の清水雅彦教授がゲストスピーチし「総選挙で、統一協会と裏金まみれの自民党を減らさなければ。埼玉、全国で労組と市民と野党の共闘を強め、政権交代をめざそう」と呼びかけました。

 野党から、日本共産党の塩川鉄也衆院議員、立憲民主党県連代表の小宮山泰子衆院議員、社民党の佐藤征治郎さいたま市議、新社会党県本部の村田文一委員長があいさつ。塩川氏は「衆議院の三つの補選勝利の流れを、総選挙につなげよう。立憲主義を守り、憲法9条に基づく平和外交を進める政治に転換するために、市民と野党の共闘の前進を」と訴えました。

 青年によるリレーアピールも行われ、最後にアピールを拍手で確認しました。

 参加者(22)は「野党は意見の違いはあると思うけど、共闘して自民党政治を終わらせてほしい」と話しました。

 共産党の伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補らも参加しました。


「オール沖縄」の力見せよう

2024年06月03日 12時43分22秒 | 一言
小池氏訴え 参加者の声
県議選7日告示

 7日に告示が迫る沖縄県議選(16日投票)で日本共産党7議席獲得をと、1、2の両日、県内7カ所に小池晃書記局長を招いて開かれた街頭演説は、雨の中、多数の聴衆が詰め掛け熱気あふれるものとなりました。参加者の声を紹介します。


(写真)県議選での勝利の訴えに拍手する人たち=2日、沖縄県八重瀬町

自民政治に怒り
 全ての会場で自民党政治への怒りの声が上がりました。現役時代は他候補を応援していたという男性(71)は「今回は共産党。協力したい」と語りました。自民党の裏金事件に「多少は汚いだろうと思っていたが、悪いことをやりすぎだ。共産党は現状を変えるため一番頑張っている」との訴えにうなずきました。

 那覇会場で訴えを聞いた女性(76)は「いつも自民党への怒りで一人もんもんとしていたが、話を聞いて胸がすっきりした」と話しました。

基地問題解決を
 平和や基地問題解決への願いも。浦添会場の演説をうなずきながら聞いていた男性(33)は、米軍那覇軍港(那覇市)に代わる新軍港を浦添西海岸に建設・埋め立てる計画について「美しい自然を破壊するもので許せない。絶対阻止してほしい」と力を込めました。

 沖縄戦で山奥に逃げたという女性(88)は「戦争は、勝っても負けても多くの人が死ぬ。戦争だけは絶対にだめだ」とまっすぐ前を見て語りました。

くらし公約共感
 くらし守れの訴えには大きな反響が。八重瀬会場を訪れた女性(35)は演説初参加のシングルマザー。各政党の政策を調べ、共同親権や憲法改悪の問題などで「共産党の公約が一番、人に寄り添っていると感じた」と共感。たまき予定候補に「頑張ってほしい。若い人にも、もっと広まってほしい」と期待を寄せました。

 漁港前で演説を聞いた漁師(38)は「燃料費や船の維持費は上がっているのに魚の値段は何十年も上がっていない。若い漁業者が入りにくい時代。(小池氏の訴えは)心強い。勝って1次産業を支援してほしい」と話しました。

 豊見城(とみぐすく)会場で演説を聞いた女性(69)は、同市の年少人口割合が全国の中でも高いことにふれ、「子どもたちが多いのでとにかくお金がかかる。教育に予算をかけてほしい」と話しました。

 「1カ月半に1回は通院している」と話す女性(74)は糖尿病の治療に1回1万円かかるといいます。「病気になっても誰もが生きやすいようになるように社会保障を充実させてほしい」と話しました。

民意示す選挙に
 無投票の見込みから一転選挙戦となった豊見城市区。演説に駆け付けた女性(71)は、若い人たちの間に無投票では自分の意思を表明できないという不満もあったと話し、「選挙となれば自公政権を許さない民意をしっかり示すことができる。デニー知事を支える『オール沖縄』の力を見せるチャンスと考え選挙に挑みたい」と意気込みました。


党7氏必勝で平和の島を

2024年06月03日 12時33分32秒 | 一言
小池書記局長 4市町駆ける

(写真)声援に応える(右から)小池書記局長、比嘉予定候補、デニー知事、赤嶺政賢衆院議員=2日、那覇市


(写真)小池書記局長(左)とともに訴える、たまき予定候補(中央)。右は赤嶺政賢衆院議員=2日、沖縄県八重瀬町


(写真)聴衆とグータッチをするセナガ予定候補(右)と小池書記局長=2日、沖縄県豊見城市

(写真)玉城県議(左)の議席を上原予定候補(右から2人目)へ、と訴える小池書記局長(その左)。右は赤嶺政賢衆院議員=2日、沖縄県糸満市

 日本共産党の小池晃書記局長は2日、党7議席獲得がかかる大激戦の沖縄県議選(7日告示・16日投票)で、那覇市、八重瀬町、豊見城(とみぐすく)市、糸満市を駆け抜け、比嘉みずき(那覇市・南部離島区・定数11)、たまき武光(島尻・南城市区・同4)、セナガ美佐雄(豊見城市区・同2)=いずれも現=、上原トクイチロー(糸満市区・同2)=新=各予定候補らとともに訴えました。「共産党7人全員必勝で『オール沖縄』の議席を増やそう。支援の輪を広げに広げ、自民党政治を終わらせよう」と力を込めました。 (関連記事)

 小池氏は、岸田自公政権の「代執行」による名護市辺野古の米軍新基地建設や沖縄の軍事要塞(ようさい)化強行を「絶対に許さない沖縄の心をはっきり示す選挙だ」と力説。「武力で平和はつくれない。軍隊が住民を守らないことは、沖縄戦の最大の教訓だ。反戦平和貫く共産党勝利で、基地のない平和の島沖縄を」と力を込めました。

 沖縄振興一括交付金削減の沖縄いじめに手を貸し、企業・団体献金の全面禁止に背を向ける自民、公明、日本維新の会に「厳しい審判を下そう。カネで動く政治を民意で動く政治に変えよう。デニー知事を支える党7議席を絶対獲得し、学校給食無償化、高校卒業までの医療費無料化、バス・モノレール割引の敬老パス、パートナーシップ制度導入などの実現を」と呼びかけました。

各予定候補の訴え
 那覇で比嘉みずき予定候補は、子ども医療費の無償化について、県民の声を粘り強く県政に届け、「オール沖縄」県政になって大きく前進したと指摘。「県民の声が政治を動かすことを学びました。今度は給食費無償化を」と訴えました。

 玉城デニー知事が応援に駆け付け、自民党が沖縄県議選の結果に注目し、県議会の多数、2年後の「県政奪還」を狙っていると指摘。その理由は、沖縄県民が新基地建設強行など政府の圧力に対し不屈に抵抗し、選挙で民意を示し続けているからだと力説し、「今回の県議選も民主主義の大事な選挙になる。一緒に頑張ろう」と訴えると盛大な拍手が湧き起こりました。

 八重瀬で、たまき武光予定候補は、漁業被害をもたらした軽石除去対策を何度も県議会で求め、県外に出荷する農林水産物の輸送費補助を実現したことを紹介し、「農業・漁業の発展のために全力を挙げる」と訴えました。

 会場となった漁港は詰めかけた聴衆であふれ、駆け付けたデニー知事のパートナーの玉城智恵子さんは「たまき予定候補も含め、デニー知事を支援する候補全員勝利を」と呼びかけました

 豊見城でセナガ美佐雄予定候補は、軍事によらない平和の地域外交で、21世紀の万国津梁(ばんこくしんりょう=世界の懸け橋)の沖縄をめざすデニー知事を後押しし、力を尽くすと表明しました。

 無投票になる見通しだった豊見城市区では新たに1人が立候補を表明し選挙戦となる見込み。緊急に呼びかけられた街頭宣伝には豪雨の中、多数の市民が詰めかけました。

 糸満で、上原トクイチロー予定候補は、沖縄戦最後の激戦地である糸満市で、地獄のような戦場を生き延びた体験者のことにふれ、「平和の議席を引き継ぎ、反戦平和を訴えていく」と力を込めました。

 「上原トクイチローを県議にする市民の会」の大城規子共同代表が「新基地建設反対、デニー知事を支える『オール沖縄』の候補は(糸満市区で)上原予定候補ただ一人だ」と力説。勇退する玉城ノブ子県議が築き上げた「平和のバトンをつなごう」との訴えに会場は熱気に包まれました。


知事支える「オール沖縄」勝利を

2024年06月03日 12時31分10秒 | 一言
沖縄県議選「合同演説会」
国政野党幹部が結集 那覇


 沖縄県議選(7日告示・16日投票)で、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」予定候補の勝利に向け、国政野党幹部を那覇市に迎えた「ひやみかちうまんちゅ合同演説会」が2日、那覇市内で開かれました。デニー知事とともに、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党沖縄協議会座長の福山哲郎参院議員、社民党の福島瑞穂党首、沖縄社会大衆党委員長の高良鉄美参院議員がそろい踏みし、訴えました。


(写真)オール沖縄の県議予定候補全員の勝利をと訴える(左から)福山(立民)、福島(社民)、デニー知事、高良(沖縄の風)、小池(共産)の各氏=2日、那覇市
小池書記局長訴え
 雨の中、緊急の呼びかけにもかかわらず150人以上が参加。買い物客らも次々と足を止めました。

 デニー知事は、与党県議団と力を合わせ、中学卒業までの子ども医療費無料化などを実現させてきたと述べ、来年度から学校給食費の段階的な無償化に着手すると紹介。「着実に進めていくためにも、私と行動をともにする候補を勝利させていただきたい。ぐすーよ、まきてーないびらんどー(みなさん、負けてはなりませんよ)」と呼びかけました。

 小池氏は「代執行を決して許さず、辺野古新基地建設をストップさせる。沖縄を二度と戦場にさせない、『沖縄の心』を示そう」と力説。裏金に無反省の自民党と、追随する公明、維新に審判を下し、デニー県政の前進で暮らしの願いを実現させて、オール沖縄の発展につなげる選挙にしようと述べました。

 福山氏は「デニー県政をしっかり支え、オール沖縄に集う県議の全員勝利を」と訴え、福島氏は「沖縄の痛みを全く顧みることがない政治こそ変えていこう」と強調。高良氏は、「沖縄だけでなく国政の在り方まで影響を与える選挙だ」と強調しました。

 那覇市・南部離島区(定数11)で必勝をめざす日本共産党の、とぐち修、比嘉みずき両氏らオール沖縄各予定候補も決意を述べました。