'12-03-16
既報(その10、その10-2 、その10-3、 その10-4、その10-5) に引き続いて、
未記載分を追加・更新しました。
既報までの関連していると思われる記載を参考にして、地震発生前に環境放射能が低下する「爆縮現象」に着目して、
放射能の影響を原点として、個人的な観点で、
さまざまな要因・現象との係りを整理しています。(継続中)
別途、文末の整理項目と断片的な記載を分割して再編集して整備する予定です。
<今回の追加・更新分>
1.係りがある環境放射線について
8)HAARP (その10-4)
(High Frequency Active Auroral Research Program)
昨今、話題を呼んでいるアメリカ合衆国で行われている高層大気研究プロジェクトである高周波活性オーロラ調査プログラムHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)から、電離層へ発振される電磁波(発信波長の詳細不詳)は地球環境、生態系に悪影響を与えることが言われています。
(google画像検索から引用)
ニコニコ大百科によれば、HAARPとは
http://dic.nicovideo.jp/a/haarp
「・・・HAARPは、高周波を使用することにより、電離層の挙動を観察することを目的としている。太陽活動の影響で無線通信が乱れるのも、電離層の挙動が原因であり、また、それ以外にも宇宙開発の上で電離層の性質は大きく関わってくるため、電離層の挙動とそのメカニズム、影響について解析することが目的だと考えられているが、詳細は米政府の機密となっているため不明である。
そのため、軍事用途として、人為的に電離層を攪乱することで通信障害を起こすのが目的なのではないかと懸念する団体もある。また、大出力の高周波を使用するため、周辺地域の人体や生物に悪影響があるのではないかという説もあるが、今のところ明確な悪影響は出ていない。VHF帯一般人があまり興味を持たない分野のビッグプロジェクトであること、また、詳細が謎に包まれており、技術的にも難解でわかる人間が少ないことから、陰謀論の上では宇宙人の超兵器並の大人気で、直接攻撃からマインドコントロール、気象操作や人為災害など、なんでもできる秘密道具のような扱いを受けている。
なお、日本でも電離層の調査はJAXAが行っており、電離層調査用のS-310ロケットは、1975年から毎年打ち上げを行っており、2009年には39号機が打ち上げられる。・・・・・・」
電磁波散乱体探査法による地震予報の研究
解説:森谷武男
(北海道大学理学院付属地震火山研究観測センター),
{2009, March, 31}
「・・・1995年に串田嘉男氏によって 経験的に発見された地震前兆現象について考察し,電気通信大学,東京学芸大学,千葉大学の先駆的な観測を参考にしながら,より科学的に発展にさせるために,2002年度から本学理学研究科 地震火山観測研究センターで研究を始めた.
VHF帯の電波伝播異常を起こすいろいろな原因には
(1)スポラディックE層の活動, (2)流星の活動(Meteor echo),(3)航空機からの反射(airplane echo),(4)地震発生前に起こる散乱(Eq echo)がある.
このほかに異常な電波現象として太陽黒点の爆発や雷放電による電磁波がある(Flare and lightning).・・・」
本文を詳しく読む
地震前兆現象として提案されているVHF帯の電波伝播異常(上記の原因の実際)については不詳ですが、電離層を通過するため電離層のかく乱現象が生じる結果として地震に影響する環境放射能(宇宙線、地殻マグマ放射線、原発放射線など存在比率不詳)のバランスが崩れて、太陽フレアなどからの崩壊放射線の影響を受けたり、加えて、バイオケミカル反応に寄与している地殻、土壌および地殻中に無数生息している微生物が損傷して長い目で見た広義の地殻・地盤強度(亀裂など)の脆弱化に繋がるのでは?と個人的には推察されます。
また、既報で記載した地震など地殻変動に伴う圧電効果によるオゾン発生と逆の現象である宇宙からの崩壊電子線(電流)の増加による特定な地質地殻の逆圧電効果の可能性があるのだろうか?
ウィキペディアによれば、
圧電効果(あつでんこうか piezoelectric effect )とは、
「物質(特に水晶や特定のセラミック)に圧力(力)を加えると、圧力に比例した分極(表面電荷)が現れる現象。また、逆に電界を印加すると圧電体自体が変形する現象は逆圧電効果とも言われるが、この現象も含めて圧電効果と呼ぶ場合もある。これらの現象を示す物質は圧電体と呼ばれ、ライターやガスコンロの点火、ソナー、スピーカー等に圧電素子として幅広く用いられている。圧電体は誘電体の一種である。」
詳しく見る
関連投稿:
「水」とはどのようなものか?に係る記載(マイクロ波(電波)による加熱ついて)
天変に影響する要因に係る記載(天変と地震予知との関係)
<参考メモ:既報までの整理項目と追加項目>
1.係りがある環境放射線について
1)アルファ線、2)ベータ線 、3)ガンマ線 、
4)ニュートリノ(別途追加更新)
基本的な性質(引例文献詳しく読む)
5)紫外線 、6)可視光線 (その10)
7)太陽フレア(その10-2)
8)HAARP (その10-4)(今回追加更新)
2.係りがあるガスについて
1)ラドン(自然放射能)
2)酸素
3)オゾン(地殻振動による圧電効果で酸素から発生)
4)メタン(炭化水素:CH4)
5)二酸化炭素CO2 別紙(その10-4)
3.係りがある要因・現象について
<メカニカル>別紙(その10)
1)大陸移動(プレートテクトニクス)
2)地殻地質(組成・電荷、断層、亀裂・隙間)
3)人為的な発破(小さな核爆発)
<エレクトロ・マグネティック> 別紙(その10)
1)地磁気異常(その10-5)
2)電磁波(ノイズ)
3)ガスのイオン化(+、-) (別途追加更新)
4)エアロゾル、ゾルの電荷(+、-)(その10-3)
・表面電荷: (放射性物質の付着、反応し易さの目安)
<エレクトロ・ホトニック・バイオケミカル> 別紙(その10)
1)蛍光発光(別途追加更新)
2)竜巻・突風(別途追加更新)
3)除染水(別途追加更新)
関連投稿:
「水」とはどのようなものか?に係る記載 (放射能を除去する水について)
4)除染微生物(別途追加更新)
関連投稿:放射化現象に係る記載(環境放射能を低下する微生物)