水徒然

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環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その24:地殻表面の放射能の地下への移動 )

2012-03-17 | 日記

12-03-17

(転載開始)

47ニュース2012/03/14 11:04(共同通信社)
地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も
「東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんにどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。

 雨水がしみ込む際に一緒に運ばれるとみられる。同機構幌延深地層研究ユニット(北海道幌延町)の佐藤治夫研究員は「除染活動が遅れるほど放射性物質は深く移動し、除染で取り除く土壌が増えたり、(地下水に入って)井戸や河川に流れ込んだりする危険性がある」と警告している。


(転載終了)

⇒どの様な方法で推定したのか不詳ですが、地殻表面で通常測定する方法での放射線低下したのでしょうか?
 土壌を一層一層、剥離して調べたのでしょうか?

もしくは、前報(その23)「・・・福島県飯舘村の畑から採取した非汚染土壌(下層土、褐色森林土)を使用した。土壌に含まれる非放射性セシウムの総量は、土壌の全分解を行い、その溶液のセシウムイオン濃度を測定し2.3±0.3 ppmと評価した。・・・」で記載したように、実施したのでしょうか?

 別報で記載したように、測定対象の性状(固体/液体/気体、含水状態、嵩密度、形状など)の違いによって、放射能は変化すると思われます。

 除染の成果を一般的な放射線(ベクレルの測定)のみでは到底不可能であると思われます。


 正体不明の核種からの放射能のベクレル値変動の実態(中身と含有量、組成)
に対する定量分析・解析技術の進展が今後必要と推測される。
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参考投稿:
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載
(土壌中のセシウムを酸で抽出して定量可能)






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