寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3050話) 自ら行動

2020年11月15日 | 意見

 ”中学生となった私は今年の決意を示す漢字として「動」を選びました。誰かに言われるのではなく、何事も自分から取り組めるようになりたいと思ったからです。小学生のときは人前で話すのが苦手でした。授業中も挙手や発言があまりできませんでした。中学校に通い始めてから自分なりに意識したことで、少しずつ手を挙げることができ、自分の思ったことや考えたことを話せるようになった気がしています。
 私は積極的に行動できる人間になることを目標としています。環境も小学生とは随分変わり行動できる範囲は広がってきました。考えれば考えるほど、いろいろと活躍できる場面もあるなと思っています。自分の未来を切り開くのはこの私です。中学校一年生の間、「動」を意識して後悔しないように過ごしたいです。”(10月22日付け中日新聞)

 岐阜県中津川市の中学生・水野さん(女・13)の投稿文です。素晴らしい決意と思います。行動して初めて分かることもありますし、それより行動しなければ何事も達成できません。水野さんは少しずつ行動することによって、そのことに気がつかれました。「動」を意識して過ごすことを決意されました。この意識すると言うことも大切なことです。「何事も身近にすれば興味わく」はボクの今月の川柳です。何事も毛嫌いせずに、近寄ってみることです。するといろいろなことに興味がわき、行動するきっかけになります。その先に発展があります。ボクは巻頭句集に、この句に「人生は挑戦だ、体験だ」と添え書きをしました。
 先日こんなことが起こりました。ボクは数年前から誘われてグラウンドゴルフを始めました。それまでグラウンドゴルフをするなんて考えたこともありませんでした。しかし、例会にはあまり参加できず、なかなか上達もしません。11月3日にクラブ員25名ばかりで親睦大会がありました。それまであまり芳しい成績を残したことはありませんでしたが、それがいきなり優勝です。信じられません。これもグラウンドゴルフをするという行動に出たことにあるし、挑戦したことにあります。最近ボクに起こった小さな例ですが、人生とはこんなものだと思います。水野さんは若い、これからいろいろなことが起こるでしょう。避けることなく、「動」を意識して臨んでください。


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