重松清さんの本。講談社文庫で読みました。
帯に「本の雑誌」年間1位とあったので、買いました。
仕事も家庭も崩壊して、生きる気力を失った38歳(かな?)の男(主人公)の前に、
一台の車が近づいた。
その車は数年前に事故を起こした車で、そのときに死んだ男と小学校2年の息子が乗っていた。
主人公は、その車に乗り、過去の重大な岐路となった日に戻る。
と、そこへ、なぜか主人公の父も現れる。しかも、主人公と同い年。
という話です。
父親と息子の物語ですね。
あとがきにもあるように、確かに女性(母)の記述は弱い。
っていうか、弱いという以前に、ありません。
主人公の妻は、母親っぽく描けそうなのに、それが全く無い。
この人は、母親じゃないです。
まあ、わからないものを下手に書くよりマシかな。
ただ、父親と息子として書かれたものは、親と子の物語として受け取ることも可能だと思いました。
それにしても、「本の雑誌」ってこういう話が好きですねぇ。。。
たしか、以前「消えた息子たち」(カード)も海外部門だかで1位だったような。
もう少し毛色の違った話が読みたいなぁ。
親子の話は、どうにも重すぎ。。。
自分が親ですからね、身につまされます。
さて、この本ですが、本当は旅行に持っていくつもりだったのが、
ついつい前日に読みきってしまいました。
さくさく読めて、面白いことは確かです。
おっと、電車の中とかじゃなくて、一人でゆっくり読んだほうがいいですよ。
ハンカチも用意してね。
帯に「本の雑誌」年間1位とあったので、買いました。
仕事も家庭も崩壊して、生きる気力を失った38歳(かな?)の男(主人公)の前に、
一台の車が近づいた。
その車は数年前に事故を起こした車で、そのときに死んだ男と小学校2年の息子が乗っていた。
主人公は、その車に乗り、過去の重大な岐路となった日に戻る。
と、そこへ、なぜか主人公の父も現れる。しかも、主人公と同い年。
という話です。
父親と息子の物語ですね。
あとがきにもあるように、確かに女性(母)の記述は弱い。
っていうか、弱いという以前に、ありません。
主人公の妻は、母親っぽく描けそうなのに、それが全く無い。
この人は、母親じゃないです。
まあ、わからないものを下手に書くよりマシかな。
ただ、父親と息子として書かれたものは、親と子の物語として受け取ることも可能だと思いました。
それにしても、「本の雑誌」ってこういう話が好きですねぇ。。。
たしか、以前「消えた息子たち」(カード)も海外部門だかで1位だったような。
もう少し毛色の違った話が読みたいなぁ。
親子の話は、どうにも重すぎ。。。
自分が親ですからね、身につまされます。
さて、この本ですが、本当は旅行に持っていくつもりだったのが、
ついつい前日に読みきってしまいました。
さくさく読めて、面白いことは確かです。
おっと、電車の中とかじゃなくて、一人でゆっくり読んだほうがいいですよ。
ハンカチも用意してね。