どのような業務を実施しているのかを整理するために、業務階層を作成します。
Xupperでは、ビジネスフロー図の機能として、ビジネスフロー階層図というものがあります。このビジネスフロー階層図というのは、分析対象の業務全体を流れやパターンに基づき細分化し階層(ツリー構造)で表現した構造図のことです。
このビジネスフロー階層図を作成する際、以下のことに注意してください。
①ビジネスフロー階層の . . . 本文を読む
『DA+の夜明け』の説明会において、データアドミニストレータ・プラス(DA+)の役割として、
①開発プロジェクトの中でアプリケーションSEと同じレベルで仕様を理解していなければならない。②開発プロジェクトの中でデータディクショナリと論理データモデルを作成しなければならない。③論理データモデルはプロジェクトを横断し組織全体で整合的でなければならない。④DBAの手による実装が全体最適から逸脱しな . . . 本文を読む
『DA+の夜明け』の説明の中でデータモデラーを育成するには、教育が重要ではあるが、教育だけではだめという指摘がなされました。
教育では知識を得ることができるが、実際の現場では
経験>指導>知識 であるというお話でした。
このような現場での優先順位のなかで正しい設計を実践できるデータモデラーを養成するにはどうすればいいのか?ということが議論になり・・・。
答えが出るような問題でもありませ . . . 本文を読む
結局全社で共有するデータを管理するということであれば、マスタデータのみを全社管理し個別のトランザクションデータは個々のプロジェクトで構築すればいいという考え方もあります。
個人的には、マスターデータであれば何がなんでも全社共有しなければならないというものでもないでしょうし、トランザクションデータであっても全社で共有すべきデータというものが存在するのではないかと思っています。
ただ、いきなり全社 . . . 本文を読む
全社のデータモデルと整合を取りながら、個別のデータモデルを作成していく必要があります。
しかし、この前提は全社のデータモデルが存在しているということがあり、そのような全社レベルでのデータモデルが本当に作れるのか?という問題があります。
実際に一度で全社データモデルを定義するというのは困難でしょう。(EAという考え方もありますが、全社レベルでのモデルの作成となると、それなりの時間と人間を投入しな . . . 本文を読む
国澤さんから『DA+の夜明け』の説明を受けた際、各プロジェクトで作成したデータモデル(エンティティ関連図)をWEB上で公開し、別の部署の人間がチェックできるようにすべきだというお話がありました。
そして、ツールを利用すればエンティティ関連図や設計情報をWEB上に公開することもそんなに難しくないとも聞きました。
しかし、主に以下のような要因で実現が困難であるということです。
①データモデル . . . 本文を読む
一言でフィールドを整理するといってもいろんな問題が存在します。
1.数の問題小さなシステムでフィールド数は、数千の規模で存在するはずです。大規模なシステムになってくると、その数は数万というオーダーになるはずです。
それらのフィールドの意味を理解して、異音同義語かどうかを判断していくという作業は非常に工数がかかります。
さらに、みんなで分担して作業を行うということも難しいのが現実です。実際、異 . . . 本文を読む
Xupperで設計を実施していくと、システムで必要なフィールド(データ項目)は全てディクショナリで一元管理されます。
画面や帳票レイアウトを定義するためのフィールドやエンティティの属性として定義しているフィールドは全てディクショナリに登録されるわけです。
しかし、それぞれの担当者が個別に作業を行うため、知らず知らずのうちに同じ意味のフィールドを別名で登録してしまう現象が発生します。
Xupp . . . 本文を読む
ここまでの作業で、以下の成果物が作成されているはずです。
①ビジネスルール②ビジネスフロー図③ビジネス要求定義書(ビジネスフロー定義書等も含む)④エンティティ関連図⑤画面・帳票レイアウト(ビュー定義書等も含む)⑥編集仕様書⑦チェック仕様書⑧CRUDマトリックス⑨フィールド更新仕様書
上記の定義は言ってみれば、個々の独立した仕様であってその間の関係は実はどこにも定義されていません。
例えば、画 . . . 本文を読む
毎月、月末にデータモデルに関する勉強を行っています。
社外の人も含め5~10名程度で持ち回りでテーマを決めて代表者が発表するというような感じです。
本来は1月末に実施する予定だったのですが、メンバーの都合がつかず今回は2月1日に実施することになりました。
発表はテプコシステムズの国澤さんです。
内容は、12月にDOA+で発表された『DA+の夜明け』という内容で、今日的に求められているDA( . . . 本文を読む