Xupper技術サポート部のページ

弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

入出力機能定義フェーズ

2005年11月09日 | Xupper開発手法
入出力機能の定義フェーズは、ビジネスフロー図上に表現された業務工程のうち、コンピュータを利用する工程で取り扱う入出力媒体(画面、帳票)の定義を行うことが主作業となります。 上流工程の成果物である論理モデルとして、画面(帳票)を定義することに抵抗を感じられる方も多いと思います。 画面(帳票)が物理的な制限を受けているというこは事実であり、汎用機の操作画面とパソコンやハンディ端末の操作画面とは、そ . . . 本文を読む
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機能の捉え方

2005年11月08日 | Xupper開発手法
当開発手法では『ユーザが適用業務システムのメニューから選択する処理の単位』を、機能と定義しています。 ユーザの観点からは、ビジネスフロー図上に表現された工程を実施する場合に利用するコンピュータ処理の単位であり、プログラマの観点からは、メニューから起動されて動く複数のプログラム群だと言えます。 具体的に説明すると  ユーザが適用業務システムメニューから『出荷指示』という機能を選択すると、受注伝票 . . . 本文を読む
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ビジネス運営定義フェーズにおけるデータモデリング

2005年11月07日 | Xupper開発手法
1.エンティティ候補の抽出ビジネスフロー図に表現されたデータのマークをすべてイベント系エンティティ候補として抽出して、ビジネスフロー図上における前後関係やデータの利用状況からリレーションを想定します。 ビジネスフロー図上での発生データ(トランザクション)は、データオブジェクトとして付加されて記述されています。 どの工程で作成されたデータのことかを示すために、各工程に応じた名称が付けられている . . . 本文を読む
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ビジネス運営定義フェーズでのビジネスルール定義

2005年11月04日 | Xupper開発手法
システム運用をビジネスフロー図とビジネス要求定義書に記述していく過程で、トップダウン分析で漏れていたビジネスルールが追加定義されます。 追加ルールが発生する要因は二つあります。 一つは、漠然と現状分析を行っていたトップダウン分析フェーズに比べて、システム化作業は大きく前進し、ユーザとSEとの情報交流も活発になっていることです。 この時点では、ユーザはトップダウン分析の結果、どのようなものをル . . . 本文を読む
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業務の5W2Hを定義するといっても・・・

2005年11月02日 | Xupper開発手法
● 業務の5W2Hを定義する。 ①. Why:実施目的、事後条件 ②. When:業務開始のタイミング、実施条件 ③. Where:業務を実施する組織や物理的な場所 ④. Who:実施者の業務上の役割や立場 ⑤. What:実施対象データ、情報 ⑥. How:実施手順、実施要領、例外処理、代替手段 ⑦. How Many/How Much:実施にかかる時間、データ量、作業量 等 ⑧. その他:注意 . . . 本文を読む
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ビジネス要求定義書を作成する

2005年11月01日 | Xupper開発手法
ビジネス要求定義書は、ビジネスフロー図の補完的な役割を果たし、システム運用をより詳細にモデル(具現)化するための手段となります。 ビジネス要求定義書には、ビジネスフロー図に表現された業務の流れを前提に、各工程の役割を規定します。手作業工程であるかコンピュータ処理を行う工程であるかによって、記述方法を変える必要はなく、工程本来の目的と実施要領を記述してください。 すべての工程は、入力情報と出 . . . 本文を読む
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