複数のメンバーでエンティティ関連図を作成していく場合、知らず知らずのうちに正規形が崩れていることがあります。
別の担当者が行っている内容を全て把握しているわけではありませんので、ある意味しかたのないことかもしれません。
とはいっても、データの論理設計を行う場合、正規形になっているかどうかを確認する必要があります。
しかし、ある程度の規模のデータモデル(エンティティ関連図)を作成した段階で、そのモデルが正規形になっているかどうか確認しようとすると大変な作業となります。
小さなシステムでも、数十程度のエンティティは存在するでしょうし、フィールド数も数百はあるのではないでしょうか?
これが大規模なシステムともなると、エンティティ数で数千フィールド数では数万のオーダーとなります。
そのような規模のモデルを人間系で正規形になっているかどうかを確認するのは、非常に手間がかかりますし、ミスも発生する可能性が高くなります。
Xupperでは、フィールドが同一エンティティ内で重複しているかとか、同じフィールドが別のエンティティの属性として定義されていないかといったチェックを一括で行うことができるようになっています。
それ以外に例えば、異なるエンティティで同じフィールドを識別子としてるエンティティの検出や各種の定義漏れのチェックを行うことができます。
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