たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第222沼】CANON New FD 50mm F1.8です。

2013-08-11 21:23:15 | canon

 

CANON New FD 50mm F1.8です。MF 単焦点 レンズ構成4群6枚 絞り羽5枚 最短撮影距離0.6m フィルター径52mm 最大径×長さ63 x 35mm 重量170g 発売1979年 どこで入手したのか忘れてしまった個体です。最初から綺麗でカビも曇りもありませんでした。ですから分解もしていません。

 

マウント部の(写真右下の)ボタンが New FDの印です。最短撮影距離は0.6m。裏面です。

NEX-C3につけるとこんな感じです。

NEX-C3 開放F1.8 1/125秒 ISO200 最短撮影距離0.6mでの撮影 ピントが合っている部分の解像はかなりいいかんじです。ただFDアダプターを使って撮影するとき絞り連動ピンがLOCK状態で絞りが機能しているか確認しないと時々常時開放になってしまうようです。

 

 

 


【第221沼】CANON FD 50mm F1.4 ssc 分解清掃、SSCってなんでしょう?

2013-08-11 18:12:05 | canon

 

CANON FD 50mm F1.4 sscです。MF 単焦点 レンズ構成6群7枚 絞り羽8枚 最短撮影距離0.45m フィルター径55mm 最大径×長さ66 x 49mm 重量350g 自動絞りの表示がAではなく○なので、初期型(canon ミュージアムではⅠ型)らしいですね。レンズ名のS.S.Cはスーパー スペクトラムコートの略で、キヤノン独自の多層幕コートだったらしいですね。

 

酷くはないがカビがあるので分解。最初に化粧リングをゴムで回して外す。最前玉を抑えているリングをゴムで回して外す。

 

タコ棒でレンズを外す。このレンズの裏。端の部分にカビが繁殖してるのでカビキラーと綿棒で退治しとく。レンズを外した跡にゴムを当ててまわしたら前玉郡全体が回って外れた。特に前玉郡の絞り羽前の凹レンズがカビカビだったのでそこをカビキラーで退治。

 

絞り羽根部分が露出したので反対側のレンズも綺麗にしておく。これで全体きれいになったので分解はここまで。組戻して出来上がり。製造番号はここ。

CANON EOS Kiss Digitalにアダプターにつけたところ。でもこのアダプターにはレンズが内蔵されていて無限遠にもピントが合うようになっているが、画角が一眼デジタルのものと異なってしまう。

NEX-C3にFOTGAのアダプターでつけるとこんな感じです。オールドレンズ遊びに新しい波が来てますよね。

NEX-C3 開放F1.4 1/200秒 ISO200 最短撮影距離  開放でのボケ具合

NEX-C3 開放F11 1/60秒 ISO1000 最短撮影距離  絞り気味だとこんな感じ。

 

 


【第220沼】SIGMA TELEPHOTO 400mm F5.6 MULTI-COATED NF  分解清掃

2013-08-08 23:29:08 | SIGMA

SIGMA TELEPHOTO 400mm F5.6 MULTI-COATEDです。MF単焦点 *群*枚構成 絞り羽6枚 最短撮影距離4mフィルター径 72mm これもまた大きなレンズです。キタムラのジャンクコーナーでカビまみれなのを保護しました。400mmというところに惹かれたわけです。

 

前玉はこのとおりカビだらけです。後玉もカビが酷いので分解します。後玉はカニ目溝で回して外したら後玉群が外れてその裏側だけにびっしりカビがあったのでここをカビキラーで掃除したら案外あっさり綺麗になりました。

 

フードがついているので作業がやりにくいです。一番前のレンズを押さえているカニ目溝とかないリングをゴムで回して外します。レンズを外します。でもこのレンズにはカビや汚れはありません。このまま後2枚レンズが外せました。

 

3枚レンズを外すと絞り羽が見れます。右上から最初外したフィルター。最初の押えリング。1枚目のレンズ。右下からスペーサー。厚い凹レンズ。またスペーサーで細い最初のリングを回して外しただけでレンズ3枚、スペーサー2枚が外せます。

 

3枚目のレンズの裏にびっしりカビが繁殖してました。これをカビキラーで掃除します。少しコーティングが侵されたようでしたがカビよりはましです。カビがなくなったので組み戻します。で完成するはずが、この時はまだ吸盤のついた棒、タコ棒を持っていなかったので、2枚目のレンズを入れる時、傾いて入れてしまいハマリ込んで傾いたまま抜くことも入れることもできなくなってしまいました。

 

で何をやっても外れなくなったのでそのまま1年以上放置してありました。大きくて邪魔なので危険物で捨てようかと重い、どうせ捨てるなら傷ついてもいいっと割り切ってかなり強くゴムをひいた床に叩きつけたら・・ころんとはまりこんでいたレンズが外れました。フードに少しヒビが入りましたがアロンアルファでくっつけて再度組み立てます。でも1年以上たってたのでもう一度前玉を全部外して綺麗にしてから組み戻します。またはまり込むのは嫌なので今度はタコ棒を使って慎重にはめ込みます。うまく行きました。

 

前玉も綺麗になって出来上がりです。距離指標部分

 

三脚固定部分です。開放f値5.6です。

最短撮影距離は4mです。最短撮影距離が長すぎて部屋では確認できないのでまた外で試し撮りしてみます。1年越しの分解清掃でした(笑)

 

 


【第219沼】SIGMA AF ZOOM 75-200mm F3.8 MULTI-COATED PK黒!重!

2013-08-08 21:15:14 | SIGMA

SIGMA AF ZOOM 75-200mm F3.8 MULTI-COATEDのkマウント仕様です。AF 直進ZOOM レンズ構成9群12枚 絞り羽8枚 最短撮影距離1.2m フィルター径55mm  重量666g 1987年頃発売

キタムラのジャンクコーナーのカゴの中に転がっていたけど曇りもないし、カビもない古くて重くて使い道なさそうだけどとりあえず保護。

 

最短撮影距離は1.2m 直進ZOOMの重いレンズです。製造番号です。  

 

8枚絞り羽      kマウント部分は綺麗です。

 PENTAX K100D F4.5 1/180秒 ISO800 200mm    最短撮影距離1.2m絞り開放。まあ、普通やね((^O^))

               


【第218沼】super-multi-coated Takumar 300mm F4 分解清掃てかすごい!!

2013-08-04 21:54:55 | PENTAX

 

super-multi-coated Takumar 300mm F4 です。なんか迫力と威厳がありまくりです。MF 単焦点 レンズ構成5群5枚 絞り羽6枚 最短撮影距離5.5m フィルター径77mm 最大径×長さ85×186.5mm 重量946g 1971年頃発売 ハードオフで見つけて購入。ジャンクコーナーにこんなのがあるとはびっくりです。割と綺麗でしたがただ前玉の内側にぽちっとカビがあります。あと、後玉も少し曇があるので分解します。

 

フレアカッターを小ネジ3本を抜いて外します。窓より中の後玉群の方がおおきいので外せないからです。

 

後玉群が現れたのでカニ目ラジペンで回して外します。外した後玉群です。

 

油がついているのか、カビなのか汚れています。奥側の押えリングを外して

 

タコ棒でレンズを抜きます。エタノールで綺麗にして組み戻します。綺麗になりました。

 

後玉群を外した本体側です。組戻して後玉は終了です。

 

前玉側にあるカビの点です。レンズ口径が大きいのでいつものゴムやカニ目レンチも使えないのでゴム板を丸く切って他のレンズの金属フードで径が合うものを使って化粧リングを回そうとしたら前玉群がごそっと回って外れたので内蔵フードといっしょに外します。

 

この組み合わせで外しました。外した前玉群です。このレンズ群は比較的綺麗でカビもありませんでした。

 

フードと前玉群が外れた本体です。この奥のレンズの裏にカビがあるようです。最初のゴム板とフードで奥のレンズ押えのリングを回します。

 

外れたレンズ押えリングです。このレンズの裏にカビです。

 

タコ棒でレンズを抜きます。後玉までもうレンズなしです。

 

直接見るとはっきりわかるカビの点以外にも小さなカビがポツポツあります。カビキラーで綺麗に掃除して前玉も組戻して完成です。距離指標の最短距離は5.5mです。長すぎて部屋の中では試し撮りもピントの確認もできません。

PENTAX k100Dにつけて覗いてびっくり。今までみた300mmクラスのAF ZOOMレンズの絵とは根本的に違うと思うくらいにクッキリはっきり写っています。他の望遠レンズの画像がしょぼく感じてしまいます。

ついでに,AUTO TELEPLUS 3Xをつけて900mmの超望遠相当にして撮ってみました。元の300mmの写りがいいからなのかそこそこ見れます。といいますか、900mmの倍率にびっくり。いままではx2の600mmでも暗くていい感じじゃなかったのでこれもTAKUMAR300mmのおかげ?

今回使ったテレコンは、ただ同然にフリマでもらってきたAUTO TELEPLUS 3Xです。

PENTAX関連の沼一覧はこちら【PENTAX INDEX】