オークションで落札したレンズです。持ってないと錯覚を起こしやすいレンズの代表格ですね。自分でもバカだなあって反省するんですけどね。でも前から持ってた同じ名前のレンズと違うとこ見つけました。
W-KOMURA UNI AUTO 28mm F3.5後期型 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F3.5-22 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆ |
レンズ構成 | *群*枚 | 対応マウント | UNI AUTO |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 52mm |
焦点距離 | 28mm | 最大径×長さ | 64X48 |
最短撮影距離 | 0.3m | 重量 | 259g |
最大撮影倍率 | 発売 | 1968年 |
化粧リングの社名が前のは「SANKYO KOHKI JAPAN」だったんですが、この個体は「KOMURA LENS MFG. LTD」になってて三協光機の名前が消えてるんですよね。同じW-KOMURA UNI AUTO 28mm F3.5なんですが途中で社名が変わってたんですね。「KOMURA LENS MFG. LTD」はコムラ レンズ 製作所(株)ってところですかねぇ。
分解しても前の個体と同じですね。化粧リングを回そうとゴムでひねったら前玉群全体が外れました。
前玉群の後の部分にカニ目孔があるのでカニ目レンチで回して外します。
後からはここまでで、前から分解です。これも前のと同じ。
一番目のレンズをタコ棒で抜き取ります。このレンズは汚れやカビはありません。
スペーサーを外すと例のアワセレンズの登場です。
ああ・・・やっぱり合わせ面が曇ってます。でも後ろ側も曇ってたのでそこは拭いて綺麗にします。完全ではないけど出来るところは掃除したので組み戻して終了です。
M42用のマウントはかなり綺麗です。
NEX-5につけるとこんな感じで、まあいい感じ。で撮れる写真は、なんとなく古風?
NEX-5 絞り開放F/3.5 1/80秒 ISO-200 これが通常APS-Cサイズ、最短撮影距離の画角ですね。この妙な色合いは曇った合わせレンズの成せる業でしょうか?
NEX-5 絞り開放F/3.5 1/60秒 ISO-200 接写リングを使っての撮影です。接写リングでの超接写は案外むいてるかも知れないです。
NEX-5 絞り開放F/3.5 1/125秒 ISO-200 ピントッキオ君の感じはたっちゃん的には・・・・・・好きかな。 1967年7月に社名を 株式会社コムラーレンズ(Komura Lens MFG. Ltd. )に変更したとあるから、この個体は1967年以降の製造ということですね。
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