S KOMINAR-E 48mm f3.5 | |||
レンズタイプ | 引伸しレンズ | 開放F値 | F3.5 |
フォーカス | なし | フランジバック | 38.5mmくらい |
レンズ構成 | 3群3枚たぶん | 対応マウント | L39マウント |
絞り羽枚数 | 9枚 | フィルター径 | * |
焦点距離 | 4.8cm | 最大径×長さ | 42X27.5mm |
最短撮影距離 | * | 重量 | 154g |
最大撮影倍率 | * |
フリマで虫眼鏡やら双眼鏡やらじゃらじゃらした箱の中に転がっててかなりやられちゃってました。レンズもかなり曇りがあるので直るか分かりませんが分解してみます。レンズもかなり曇りがあるので直るか分かりませんが分解してみます。
鏡筒のサイドにはEnlarging objective made by Nitto kogaku Co.Ltd とだけ書かれています。
ゴムで化粧リングを外してみます。
化粧リングが押さえもかねていたのでレンズも外れました。
レンズが1枚はずれた状態です。
後玉も外しましたが外した裏側のレンズの曇りがどうしても取れません。残念ながらこの状態で諦めます。
9枚羽の絞りが見えます。
この雰囲気がいいっす。被写体としてかっこいいレンズですね。日東光学の製品です。信州諏訪地方は明治時代の製糸産業をささえた地域で同時に日本における精密機械工業発祥の地って感じです。日東光学の前身もまた製糸用機械に関連した仕事を行っていたようでなのですが、昭和18年、カメラのレンズ加工分野へ業種を変え進出したようです。2015年現在でもホームページで日東光学歴史について記述しています。
開放F3.5での絵です。曇ってるんでめちゃくちゃフレアがでてコントラストが低くて白っぽいんですが、めちゃコントラストを上げるとこんな感じです。引き伸ばしレンズは皆そういう傾向があるんですが、曇ってても、解像感が高いんですよね。
この前、紹介した組み合わせでも、ぎりぎり無限は出ませんでした。ただたぶんフランジバックは38.5mmくらいだと思います。
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