PENTAX Auto-Takumar 35mm F3.5 | |||
type | MF単焦点 | 焦点距離 | 35mm |
光学構成 | 4群5枚 | 最大径×長さ | 53x33mm |
絞り羽枚数 | 5枚 | 重量 | 135g |
最短撮影距離 | 0.45m | 製造年 | 1959年 |
フィルター径 | 46 mm |
このレンズが目についたのでオークションに入札したんですが、ジャンクレンズ10本セットでの出品だったのですが、間違えて一桁多い額で入札してしまい大失敗。それで手にしたレンズなので印象は良くないんですが、珍しい個体なので紹介します。
Auto-Takumar 35mm F3.5です。ドーム型の前玉が内側から完全に曇っています。前玉から分解しました。
化粧リングをゴムで回して外したとき動いたので気づいたんですがフィルターブラケットもねじ込み式になってます。
外した化粧リングとフィルターブラケットです。
フィルターブラケットが外れた本体です。ドーム型のレンズの白い曇りがはっきり分かります。
ゴムで回して前玉群を外すことが出来ました。外した前玉群です。
露出した絞り羽部分です。5枚の絞り羽です。
外した前玉群の前の方が曇ってるので黒い部分だけ回して外そうとしたけど回らなかったのでその後で分解。
分割した部分からエタノールを付けた綿棒を突っ込んで拭き拭きしました。綺麗になりました(笑)他はきれいだったので組み戻して出来上がりです。
レンズ構成は、この後のsuper-takumarやsuper-multi-coated Takumarなどと同じです。
ただ半自動絞りのレバーのこの形ははじめてみました。最短撮影距離は0.45mで、これもこの後の35mm f3.5のモデルと同じです。
裏側はすごくシンプルです。連動ピンの先が丸くなってないのが面白い。
NEX-3 絞り開放f3.5 1/125秒 ISO-200 ほとんど、コーティングは無いも同然なので逆光には極めて弱いからフードは必須でしかも、付けたときの効果もはっきり分かるってことだけど、今度屋外撮りします。このレンズ、ネット上でもあんまり見かけないし、すごく小さいしいいですね。次はPENTAXデジタル一眼レフに付けて撮りましょう。