たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第278沼】 super-multi-coated Takumar 35mm F3.5 きっちっと写り過ぎ?

2014-01-14 23:04:53 | PENTAX

 

PENTAX super-multi-coated Takumar 35mm F3.5です。MF単焦点 レンズ構成4群5枚 絞り羽枚数5枚 最短撮影距離0.45m フィルター径49mm 重量152 g 

キタムラのジャンクカゴからの救出です。

 

後ろ側は後期型のsuper-Takumar 35mm F3.5に、絞り連動レバーを追加したまんまな感じです。ジャンクコーナーのレンズは外観は汚れてます。このレンズも汚れてましたがエタノールで拭いてやったらそれだけで綺麗になりました。

単純な構造だったTAKUMARもこのレンズくらいになるとマウントしないとマニュアル、オートのが出来ない突起や絞り連動レバー色々増えてます。現代のデジタルカメラにはどの道連動しないので邪魔なだけなんですけどね。

 

マニュアル、オートの切り替えレバーの裏には43572の刻印です。広角らしい丸い前玉です。

NEX-3 絞り開放F/3.5 1/30秒 ISO250   TAKUMARですから、やっぱり開放からかちっと写ります。きっちり写り過ぎて面白くないという見方もあるようだけど、初期のAUTO-TAKUMARから基本設計の変わっていない優秀なレンズです。しかもsuper-multi-coatedなので逆光にもそこそこ強くデジタル向きなのかも。35mmフィルムだと周辺光量の不足が弱点だったらしいですが、APS-Cサイズだと逆にその弱点もカバーされちゃいます。でも室内だと0.45mであまり寄れないし広角系だから屋外の風景の方が合ってるかもしれません。