KOMURA 135mm F2.8 S ミノルタSRマウントです。実は同じKOMURA 135mm F2.8 ミノルタSRマウント【第149沼】KOMURA 135mm F2.8 SR 3268811分解掃除というレンズを持ってるのを忘れててオークションで落札してしまいました。ジャンクで部品取り用と書いてありましたが十分使えるレベルです。ただ一番後のレンズにぽちっとカビがあるのと全体に曇ってるだけで他は綺麗です。
で望遠のKOMURAの特徴で分解しやすい真ん中でばくっと2つに分かれます。このレンズのぽちっとカビと全体の曇がわかるでしょうか?といいますか、この後側群の形状が前の個体と全然違います。Sってついてるから、今度の個体の方が後期型ってことでしょうか?
このいちばん後のレンズを抑えているリングをゴムで回して外します。レンズをタコ棒で外して裏側をオキシドールで掃除してからエタノールで仕上げ組戻して完成です。てっきりコニカARマウントかと思ってたらミノルタSRマウントでした。
前玉付近は前の個体と同じ感じ。後ろからみたところです。前の個体みたいな拭きキズもなくきれいになりました。また写真撮ってみましょう。
これが後期型とすると前のKOMURA 135mm F2.8が前期型なんですかね?
注:MINOLTAのマニュアルフォーカス一眼レフカメラ用レンズにはマウント名がMCとかMDとかレンズ名部分に入っていて分かりやすいですが、他のレンズメーカー(たとえばこのレンズのKOMURA)の場合、よくわからなかったのでなんとなくMCとかSRとか書いてましたが、MINOLTAがマニュアルフォーカス一眼レフカメラ用に採用した3枚爪のバヨネット式レンズマウントがSRマウントで、そのSRマウントの中でカメラ本体との絞り連動の違いでMC,MDがあったようですね。SRマウントは3枚の爪の内カメラに向かって右側の上方に来る爪に切り欠きがあってその切り欠きに本体側のレバーが噛んで回り止めになる構造です。このレンズのように絞り連動機構が一切ないSRマウントであるだけのレンズは単にSRマウントと表記するのが正解のようですね。