SMC-Takumar 55mm F1.8 M42 6442302 でーす。ちなみに、たっちゃんは前にsuper-multi-coated Takumar 55mm F1.8を紹介してますが、SMC-Takumar とsuper-multi-coated Takumar は意味は同じですが異なる製品として存在しますし、レンズ構成自体は同じですが造りは微妙に違います。混同して扱ってる人もいるみたいですけど・・・んでレンズ構成は5群6枚。後玉の絞り羽のすぐ後のレンズがバルサムで貼り付けてある合わせレンズ。絞り羽枚数は6枚。
フリーマーケットで単品で売ってました。500円で救出。写真の通り、前玉も後玉もカビ全開。で、外側を大体綺麗にしてから、ゴムで後玉から回して外してみる。
また、狙った最初の押さえリングじゃなくて後玉群全体が回って外れた。右は絞り羽が露出したところ。絞りの向こう側ノレンズもカビカビ。いつもそうしてるけど、反対側が分解できるとは限らないのでここで絞りを全開にして向こう側のレンズを最初綿棒にカビキラーをつけてカビが消えるまでコシコシ。綿棒の反対側カビキラーを綺麗に拭きとって、新しい綿棒に無水エタノールをつけてまんべんなく拭く。最後に綿棒の反対側で完全に綺麗に拭きとって最後にブロアで吹く。
外した後玉群の前後は拭いたけどまだ、内側にかなりカビがはびこっているので分解する。最初外そうとした押えリングはやはりゴムでは回らなかったので、カニ目レンチの久々の登場。レンズや押えリングを痛めることが多いのであんまり、カニ目レンチは使いたくない。なんとか回りだしたので後はゴムで回して外す。
最近はレンズを持ち上げる時や、はめ込むときにたこ棒を使う。かなり便利。後玉群は上の写真のリングを外して最後のレンズを外し、カビキラー+エタノールで清掃したら、綺麗になったので、組戻してok.
次にいつもは最初にやる化粧リングの取り外し。大体直径の合うゴムで回します。外れました。でそのまま次の押さえリングを回したら。
また、前玉群全体が外れちゃいました。
外れた前玉群の前玉押さえのリングをゴムで回す。外れた。で、レンズの内側を清掃。ここまでで前玉は綺麗になったので元に戻して終了。