堂宇の光影

寺院建築の優美さ・秀麗さを追いかけています。
最近,更新に取材が追いつかず・・・
今しばらくお待ちください。

唐招提寺・礼堂

2010年04月20日 | 奈良
金堂,講堂の右手(東側),南北長い建物が礼堂(重要文化財)です。1283年(弘安6年)もとの僧房を
改築したものとあります。中央付近に馬道(めどう)と呼ばれる土間の通路があり,それより北が東室,
南は仏堂で,隣接する鼓楼に安置された仏舎利を礼拝するため,礼堂と呼ばれるそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐招提寺・講堂・鼓楼

2010年04月19日 | 奈良
講堂の奥に見える小さな建物は,1240年(仁治元年)の建築鼓楼(国宝)です。対称的位置にある「鐘楼」に
対して「鼓楼」と称しますが,建物に太鼓はなく,鑑真が唐から請来した仏舎利を安置しており,舎利殿とも称
するとあります。講堂前に金堂の影が長く落ち,白塀とのコントラストが見事でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐招提寺・講堂

2010年04月18日 | 奈良
金堂を回りこむと,その背後に講堂(国宝)があります。760年(天平宝字4年)ころ,平城宮の改修に伴い,
東朝集殿を移築し,改造したもので,屋根は切妻造りから入母屋造りに変更されたとのことです。
質素ながら均整のとれた美しい造りは現代にも十分通用すると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐招提寺・金堂

2010年04月17日 | 奈良
唐招提寺は本年1月1日,2日と金堂をUpしましたが,今週,開始から50週という節目に当たり,改めて1週間特集してみたいと思います。
金堂(国宝)は,奈良時代建立の寺院金堂として,現存唯一のもので,奈良県教育委員会の発表では781年(宝亀12年又は天応元年)に
伐採されたヒノキ材が部材に使用されているとのことです。
ちなみに大和上の尊称を送られた鑑真が,76歳の生涯を終えたのは783年(天平宝字7年)5月とされています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・大方丈

2010年04月16日 | 京都
大方丈(「おおほうじょう」と読みます。重文)は,法堂の北側,妙心寺境内の丁度,中央にあります。写真は
入口を入った南側からの角度です。1654年(承応3年)の建立で,内部の障壁画は,南側3室が狩野探幽,
北側3室は狩野洞雲の筆によるものとあります。
妙心寺は立派な塔頭が沢山,並立しており,すべてを訪ねるにはあと,数回は足を運びたいところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・法堂

2010年04月15日 | 京都
法堂(「はっとう」と読みます。重文)の内部柱は,欅の原木を四つ割にして円柱に仕上げたものとのことですが,
それでも高さは8m,周囲は2m弱あるとのことです。さらに驚くのはその出処で,富士山麓から海路で運ばれた
ものとありました。堂内の鏡天井には,狩野探幽による雲龍図が見られます。

昨日★一ついただきました。妙心寺に限らず経蔵は,小規模で地味な建造物ですが,ご評価されて嬉しい思い
です。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・経蔵

2010年04月14日 | 京都
仏殿,法堂の右手(東側)にある経蔵(重文)です。妙心寺は,京都市内の諸寺同様,応仁の乱(1467-1477年)
で伽藍を焼失しましたが,その後,中興の祖である雪江宗深より復興を果たし,細川家や豊臣家など援護を得て,
1650年ころに諸堂が再建されました。塔頭は48所に及び,広い境内を歩くには,北門或いは南総門詰め所で境内
図を買われることをお勧めします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・仏殿・法堂

2010年04月13日 | 京都
仏殿の奥に見えるのが法堂(はっとう・重文)です。1656年(明暦2年)の建立で,入母屋造り,一重裳階付き
となっています。三門‐仏殿‐法堂が直線上に配置されるのは,禅宗寺院の特色ですが,妙心寺では仏殿から
法堂の距離が近く,庇付きの渡り廊下があります。二つの大きな堂が接近して立つ姿は本当に壮観です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・仏殿2

2010年04月12日 | 京都
仏殿は一重裳階(もこし)付きの入母屋造りで,釈迦如来,阿難尊者・迦葉尊者の三像が須弥壇に並んで
安置されています。妙心寺は二度,足を運んでいますが,修学旅行生のグループも多く訪れていました。
広い境内をゆっくり観て回るには午前の早い時間がお勧めです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙心寺・仏殿

2010年04月11日 | 京都
三門から真直ぐ進むと,仏殿(重文)があります。1827年(文政10年)再建と,近世のものですが,禅宗形式
の正統といえる端整な造りが窺われます。妙心寺の境内はとても広く,綺麗に整備されており,遠目に諸堂
を見るとさほど大きさを感じないのですが,近づくとそれぞれは壮大な建物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする