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堂宇の光影

寺院建築の優美さ・秀麗さを追いかけています。
最近,更新に取材が追いつかず・・・
今しばらくお待ちください。

東大寺・二月堂

2010年07月19日 | 奈良
東大寺二月堂(国宝)は,大仏殿から東の丘陵に西を正面として建っています。前半部分が丘からせり出すように建てられ,
床下に組んだ柱で建物を支える懸造りの建物です。現在のものは,1669年(寛文9年)徳川4代将軍家綱の援助で再建され
たものです。3月1日から始まる修二会という法要の「お水取り」行事は,欄干全体に大松明を掲げるという風景が毎年テレビ
放映されています。

昨日は★二つ頂くことができました。東大寺というと,まずは大仏殿になってしまいますが,伽藍周辺の諸堂も一つひとつ趣が
あってよいと思います。ゲストさん,ありがとうございました。
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東大寺・法華堂(三月堂)2

2010年07月18日 | 奈良
写真は,法華堂を南側の礼堂から見たもので,堂内にはこちらから入ります。正面には1254年(建長6年)の銘がある
石燈籠(重文)があります。法華堂には本尊の不空羂索観音立像,日光・月光菩薩立像,執金剛神立像など,奈良天
平文化を代表する仏像群が安置されています。

昨日★一ついただきました。法華堂を西側正面から撮るという教科書的な構図になってしまいましたが,正堂,礼堂の
対比と融合を見るにはこの場所しかないという感じです。ゲストさん,ありがとうございました。
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東大寺・法華堂(三月堂)

2010年07月17日 | 奈良
奈良東大寺の中心伽藍から,東の山手に昇ると,法華堂(三月堂・国宝)があります。写真の左側,正堂の部分は,
東大寺に現存する数少ない奈良時代の建築の一つで,古くは「羂索堂」と称しました。建立は740年(天平12年)から
748年(天平20年)頃とされています。右側,礼堂部分は鎌倉時代に付加されたものですが,二つのつながりは実に
見事で,左右の屋根の形状の違いが,かえって非対称の美しさを醸しています。

昨日★一ついただきました。関東の諸寺を回るようになって感じるのは,やはり徳川将軍家の影響です。喜多院東照宮
の存在も始めて知りまた。今後もしばらく負い掛けてみたいと思います。ゲストさん,ありがとうござました。
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法輪寺・金堂

2010年06月25日 | 奈良
三重塔東側にある金堂は,1761年(宝暦11年)の再建です。創建当時の伽藍も現在の三重塔,金堂,講堂(収蔵庫)の
位置にあり,中門・廻廊が外周をめぐって北で閉じる法隆寺式伽藍配置で,規模は法隆寺の3分の2であったとのことです。

昨日,久しぶりに★三ついただくことができました。法輪寺三重塔は以前(2009/10/14)にも御紹介しましたが,その再建
に当たって作家幸田文女史が絶大な支援をされて再建されたものです。気に入っていただき,ありがとうございました。
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法輪寺・三重塔

2010年06月24日 | 奈良
法輪時は法隆寺の北東,斑鳩町の長閑な風景の中,徒歩10分ほどにあります。三井寺とも呼ばれますが,これは
地区の名で,付近に聖徳太子ゆかりと言われている三つの井戸があったところから来ています。三重塔は戦前ま
で斑鳩三塔の一つとして最古の三重塔でしたが,消失してしまい,現在のものは1975年(昭和50年)の再建です。
しかしその姿は飛鳥時代そのままを再現しています。
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法起寺・聖天堂

2010年06月23日 | 奈良
三重塔の西側に立つ定形造りの聖天堂です。こちらは1863年(文久3年)の築で,元の金堂の旧跡にあります。
昨日の旧講堂の位置と合わせると,法起寺の旧伽藍は,金堂と塔が左右(東西)に並ぶ,丁度,法隆寺と逆の
位置関係になり,「法起寺式伽藍配置」と称されています。

昨日,★一ついただきました。過去に法起寺は四季の三重塔を中心にUpしましたが,本堂や聖天堂を単独で取
り上げたのは今回が初めてです。気に入っていただけてよかったです。ありがとうございました。

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法起寺・本堂

2010年06月22日 | 奈良
三重塔の北側奥に立つ寄棟錣葺の本堂です。1694年(元禄7年)の再建で,元の講堂跡に建てられています。付近には
旧講堂のものとみられる礎石が残っています。法起寺の境内は元尼寺らしくこじんまりとまとまっていますが,周囲が畑で
視界が開けているので,北側の県道9号バス停辺りから眺めると本堂と三重塔の屋根が綺麗なコントラストで並ぶ姿を見ること
ができます。
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法起寺・三重塔2

2010年06月21日 | 奈良
三重塔の建立は恵施僧正によって684年(天武天皇13年)に起工,706年(慶雲3年)頃完成とされます。高さ24m,日本
最古の三重塔です。この角度からの写真を収めてみたかったのは,3層の屋根が法隆寺五重塔の初層,三層,五層の大
きさとほぼ等しく,三層が初層の二分の一と聞いたからです。

昨日は★二ついただくことができました。法起寺は幾度訪れたか分からないほど,通っていますが,そのたびごとに空の雲,
木々の緑に変化があってファインダーを覗くのが楽しくなる境内です。ゲストさんありがとうございました。
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法起寺・三重塔

2010年06月20日 | 奈良
法起寺のある辺りは岡本地区と呼ばれていますが,これはここが聖徳太子が法華経を講じた「岡本宮」の跡地と
いわれるためです。太子の遺言により子の山背大兄王が岡本宮を寺に改めたのが法起寺の始まりと伝えられて
います。また,法起寺は,「聖徳太子建立七寺」の一つとされる「池後尼寺」であるという資料も残されています。

昨日,★一ついただきました。法起寺の南大門はすぐ脇まで畑が迫っており,四季を通じて野菜や菜の花,コスモス
などの草花が見られ,牧歌的なよい場所です。ゲストさんありがとうございました。
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法起寺・南大門

2010年06月19日 | 奈良
法起寺をUpするのは2009年10月10日以来,三度目となりましたが,今回はJR法隆寺駅から徒歩で向かってみました。
国道25号から県道9号に入って行くのが分かりやすいですが,法隆寺の東院伽藍から中宮寺,法輪寺経由が拝観とし
ても,また,畑の中の斑鳩の雰囲気を味わうにもお薦めです。このときは丁度,苺の時期で表門に辿りつくまで直売の
苺をほおばりながら向かいました。
南大門は,寺院の正門として建つ四脚門で,建造h江戸初期といわれています。
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