かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

桃の時期に思い出すこと。

2015-08-08 | 気ままなる日々の記録

  此処のところ、毎日毎食後、桃をデザートにしている。それには、チョットした訳がある。入居しているところの理事長さんが福島の復興支援に肩入れしておられ、先月はサクランボ、今月に入ってからは桃(あさつき)の注文受付放送が入るからである。サクランボは家で獲れるし、あまり好きでないので、無視してきたが桃は別である。とくにピンクの濃い桃に食指が動くのである。

  とうとう2箱、数にして34個を注文してしまった。プラムと異なり、ももは冷蔵庫の中でも追熟するらしく、今は2か所の冷蔵庫は桃がいっぱいで、それ以外の食べ物は入っていない。

  今年は梅雨時期に雨が多く甘味が少ないのではないかと、心配もしたが、梅雨開け以後高温の晴天続きで期待通り甘味ものっている。

  雨の多い年は気を付けないといけない。十数年前大失敗をしたことがあるからだ。大事な知人に名産地岡山からお中元に白桃を贈った。滅多に礼状が来ないが、このときばかりは丁寧な礼状が届いた。その次の年息子の家族と自家用に飛び切り上等で高価な白桃を注文した。届いた桃は期待外れで甘味が全然なくて不味かった。よく考えてみれば8月近くまで梅雨が明けない年だった。

  最近、「週刊文春」を読んでいたら、「夜更けの縄跳び(林真理子)の中に桃の話がでてきた。著者は山梨県出身で桃についてよく知っているrしい。山梨の桃は「可愛いい姉ちゃん」で岡山の桃は「貴婦人のお尻」と表現している。本当に妙を得たネーミングである。そしてきふじんのお尻をもう一度味わってみたい気さえもして来た。(E)

 


「筋金入りですねェ」といわれてしまいました。

2015-08-08 | 気ままなる日々の記録

今日お風呂でOさんの○○は「筋金入りですねえ」と云われてしまった。連日の猛暑で、TVの気象情報では「熱中症に注意」と呼びかけているのに下着に綿の長袖シャツを2枚も着ているからである。以前同じように呆れられた時には「梅雨明けまではね」と言い訳をして誤魔化したが、それももう使えない。

 僕は連日、暇さえあれば新聞を読むコーナーへ出かけている。ここには読売、朝日、毎日、日経と中日が置いてあり、時には前日の夕刊まである。これを片っ端から読んで悦に入っている。最初に読むのは「天声人語」や「余禄」「中日春秋」のようなコラムで次に社説を読んで文句を言い、次に見出しだけを読み飛ばします。このコーナーの上に大きなエアコンが設置されていてこの時期、毎日冷風が吹き出していて結構寒い。だから下着を丸首半袖に替えるのをためらっている。それを「筋金入り」といわれてしまった。本当の理由は多分半身不随で体を動かさないからだろうと思われるが、それは口にしなかった。

  自慢ではないが高校生の頃から僕の厚着は有名であった。連日5キロほどの道のりを自転車で通っていたが、雪の朝など両足が切られるほど痛くて寒かった。バリバリ雪を踏みつけて進むのだが、朝日が当たって雪の表面が解け始めると後輪に雪が付き始めやがて、泥除けとタイヤの間にt雪が詰まって進まなくなる。こんなときは、小枝を折ってきて泥除けの間を突いて雪を落としてから、自転車を漕ぐしかないのだがその作業中に足が冷えて痛くなる。だから、雪の日は靴下を2枚はいて通学していた。ただ自慢はいわゆる「しもやけ」はできない体質でそれは随分助かった。

  高校時代友達との間でそのことが話題になって、皮下脂肪の厚さの違いが、カギを握っているのではないか、ということになり、友人と比べたことがあった、皮膚を摘み上げてその厚さを比較するのだ。僕の場合確かに皮下脂肪は薄かった。友人の中には女性のように摘み上げることさえできない皮下脂肪を誇っている人もいた、しかし彼は毎年霜焼けが酷く、春になっても包帯を巻いてガーゼ交換などをして苦労していた。

思うに皮下脂肪が暑い人は寒さを感じにくいので、皮下組織が死んでしまうほど冷えても気づかず、僕の場合は靴下を2枚にしないと痛いので、結果皮下組織を護っていたことではないだろうか。(T)