生垣の剪定を終わり、松の剪定に入りました。松の剪定で一番の課題は「足場の確保」です。庭師さんは、どの足も伸縮自在の3本足の脚立を持っておられ、岩や窪みのある場所でも、足を調節してうまく脚立立てられ、その上、いのち綱を腰に巻いて曲芸師のような姿勢でも仕事をされます。しかし我々はそうはいきません。工夫を重ねて足場をつくり、ゆっくりと作業を進めます。
上の写真は最初の松で、比較的足場が作りやすい場所のまつです。脚立を2本使って足場板を通し、それに乗って作業をしています。
昨年よりますます体が硬くなった感じで、足場作りを慎重にしています。そこで今年初めて導入した新兵器が下の写真の右側です。
中学時代の友人で現役大工の棟梁のN君に、相談したら“ホームセンター・コーナン”で上の写真のものを買ってきて脚立につけろ、という助言を頂きました。その上“うちの脚立を一つ貸してやる”とのこと。お借りした脚立が写真の左側で、足の長さを調節してでこぼこの所にも脚立を立てることができます。買ってきた4個の部品を洗車台に取り付けたのが下の写真です。これらの道具をフル回転させて挑んだのが2本目の松で、この松の根元には、大きな岩がありさらにサツキやツツジの株が密集しています。
とまあ、二日間かけて完成させた2本目の松。剪定終了が下の写真です。(とことどころ手抜きが見られますが)
生垣や松の剪定で切り落とした小枝を集めて堆肥を作っているところが下に写真です、来年の秋には畑に運びます。