かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

今年はキイウイ(ゴールド)が豊作かも。

2012-05-31 | 気ままなる日々の記録

 キイウイは雌雄異株です。昨年までは雌株が不調でした。満を持して臨んだ今年、どうしたことか雄株が不調で、雌花が満開の時、雄花は開花したのが2~3個だけ。ハラハラしながら観察を続け、ついに「人間の耳かき」を用いて「人工授粉」に挑戦しました。

 その効果かどうかは不明ですが、どうやら確実に“結果”したと思われる可愛い実が200から300個。見ているだけで笑いが止まりません。

             

 いづれも棚の下から空を仰いで撮った写真ですが、このような「可愛い実の房」が100個所ぐらいあります。キイウイも「自己摘果」と言いますか、栄養不足の実は途中でしぼんで落ちてしまいますので、収穫が如何ほどになるか不明ですが、「豊作」は間違いないと思っています。

 昨秋から力を入れていた柿も雌花が多く、今のところ順調。一昨日は早朝に「柿の消毒」、今日は生まれて初めて「果実用肥料」(10K2100円)を買ってきました。バロー江南店で果実用肥料を見つけた時、始めは「野菜も果物も肥料がそんなに変わるものか。同じ土で育っておる」などと呟いて、無視していましたが、二度目にその肥料の前を通ったときには、袋を裏返して説明を読み、それでも「誇大広告だ!」と断定していましたが、三度目に「騙されたと思って買ってみよう!」という気持ちになりました。原因は上の写真がもたらしたワクワク感です。もちろん、キイウイと柿のために買ったのですが、プラムやミカンにも「おすそわけ」をしてやるつもりです。

 庭は「輝く新緑」と「サツキ」の季節になっています。下右の写真はこの冬剪定に失敗して見苦しくなっていました槇ですが、見事な新緑で失敗を修正していてくれます。ありがたいことです。

             

 今日は、畑に施肥、キイウイの下に、草予防のシートを張ります。該当部分の草取りは昨日済ませました。


茶臼山へ「芝桜」を見に行って来ました。

2012-05-25 | 気ままなる日々の記録

 かつて「山登り」を楽しんだ友人たちと県境の茶臼山公園へ出かけました。今“芝桜”が見ごろを迎えているとか。年を追うごとに出かける山が低くなり、最近ではチョットしたハイキング程度になりましたが、それでも標高1400mの高原ですから、渡る風も心地よく思い切り歩きまわろうと張り切って出かけました。

                           

 上の写真は、頂上に設置されていたPR用の看板。使用された写真は過去のもので、最も良かった時のものと思われます。

 我々はというと、最初に泣かされたのが駐車場の10キロも前からの渋滞。最初に驚いたのは山中の一本道の脇に臨時に設置された幾つもの「仮設トイレ」。今から思うと「渋滞に備えてのトイレ」でした。そうとは気付かず3~4個の仮設トイレを通常の走りで通り抜けた私たちはまだ幸運だったのかもしれません。確か「あと500mでトイレ」という案内も出ていましたから、土日ならもっとすごい渋滞が恒常的に起きているようでした。

 何の情報もなく、それでも車はジリジリ進みますから、私たちも運を天に任せて進みました。

         

         

 やっと駐車場に車を預けて歩きだしたのが右上、すぐにリフト(往復500円、登り片道300円、左上の写真)に乗りました。リフトの終点に近づくと足下が「芝桜の絨毯」。リフトを降りて遠くを写したのが下の左。

         

  右が一番奇麗な桜絨毯が右で、左が駐車場までの下山風景(全員がリフトは片道。かつての岳人ですからね)です。

  帰途についてまた泣かされたのが「名神の集中工事」。小牧に入る随分前から渋滞が始まり、通常20分程度の距離に80分の表示が出ました。この時ばかりは定期便で荷物を運んでいる大型トラックのドライバーに同情と感謝の念を抱きました。
 携帯で連絡を取り合い、小牧で名神を降り、流れ解散(おお懐かしい言葉)。

 でも、今こうして整理しているの、“いいところへ連れて行ってもらったなあ”という気持ちが湧きおこって来ました。


稚拙ながら“日食”の写真を撮りました

2012-05-21 | 気ままなる日々の記録

 昨日の夕方、気象情報で「雲間から観察可能」と言っていましたので、早速観察メガネを買いに行きましたが、「売り切れ」。
当たり前です。雨だったら在庫の山を築きますからそんなに沢山作るはずもありませんし、仕入れるはずもありません。間際に買いに行くということこそ「愚かな庶民の見本」でした。

 今朝はチョット早くゴソゴソしだし透明ガラスの破片のロウソクの煤をつけて「観察メガネ」の完成です。ガラスは「小さな温室用」に保存しておいたものです。

         

          

 右下は庭のコンクリートに写った木漏れ日です。全てが欠けた太陽の形で、風に揺れて美しく動いていました。三流のカメラと腕にしては上出来と自画自賛です。

 


春爛漫

2012-05-19 | 気ままなる日々の記録

 今日は快晴にして微風、最高気温は27°とかで正に春爛漫。昨日までは上空に寒気が入り大気の状態が不安定とかで、突風の恐れもあるとのことでしたが、今日は打って変わって汗ばむほどの穏やかなお天気でした。久しぶりに終日畑仕事に精を出しました。先ずは庭の花々を紹介します。

            

            

 右上がペチュニア、左上がカザ二ア、右下がギコンクだそうです。左下はスイカズラだそうです。
 畑に目を移します。ナスもトマトも順調で、今日は2回目の“手を取り”ました。

            

            

 右上がトマトとナス。左上はトウモロコシとカラシ菜でその奥にブロッコリーやジャガイモが見えます。これらも私の基準で「順調」。右下はワサビ菜、左下がイチゴで今年も豊作、今はピークを少し過ぎたところです。このほか韓国のチシャとかいう“チマサンチュ”というのも豊作で「味噌和え」が美味しいです。草花も野菜も国際化が進んでカタカナ名のものが増え、なかなか名前が覚えられないし、マゴマゴ・きょろきょろです。

                           

 今日はサツマイモのツルも植え付けました。合計13本ですが、これだけで食べきれないほどの収穫が見込まれ十分です。植え付け作業をしながら最近読んだ本のことを思い出し、一人で「思い出し笑い」。よその人が見ていると「あの人、とうとう頭がおかしくなった」ということ請け合いです。

 時代は旧かなづかいの頃、この頃は濁点を省略する書き方も許される時代でした。ある人が友人に芋を贈ったところ、礼状が届きました。しかし受け取った人は礼状を読んで激怒したというのです。

      (文面) けつかうなるいもありがたう
      (意味) 結構なる芋ありがとう
      (誤解) ケツが唸(うな)る芋ありがとう
 引用した本は 竹内政明著『名文どろぼう』文春新書。こうした事例が山盛りで、その上示唆に富んでいてお薦め。面白いです。
 

 


“おばあちゃんモード”にスイッチ・オン

2012-05-13 | 気ままなる日々の記録

  市川(千葉県)の小3の孫から電話がかかりました。

  「あばあちゃんちの庭にチョウチョの卵ある?」  「チョウチョって何蝶のこと?」

  「アゲハ蝶」 「アゲハ蝶ならミカンかクチナシだから見てみるわ。それでどうするの?」
  「卵からチョウチョになるまでを観察するという宿題だけど、こっちでは卵が見つからないんだよ」

  「そういえば2~3日前、前の畑のクチナシの付近にクロアゲハが2匹飛んでたわ。ちょと見て来る。」といって出かけた家内はもう 
  100%“おばあちゃんモード”。やや危険を感じていた私でしたが、予想通り「あなたもちょっと来て探してよ!」と声が少し尖っている。

  「探せ!」と言っても相手の正体を知らずして探せるわけがない。ちょと待て、といってネットで検索。アゲハ蝶とモンシロ蝶の卵の写真
  を見つけました。
 

                   

  右がミカンの葉の裏に産みつけられたアゲハの卵で、左はその拡大写真です。ついでにモンシロ蝶も調べるとこちらはキャベツの葉の裏に産みつけられた卵ということで、下の写真を見つけました。

  こちらの卵は拡大するとトウモロコシを立てたような形をしているようです。それから約1時間、爺さんと婆さんがネットの写真と虫眼鏡を持って庭と畑をウロウロウロウロ。ミカン系は普通のミカンに夏ミカン、そしてクチナシの木があります。畑にはキャベツもブロッコリーあります。

 二人の努力の甲斐があって卵が続々と発見され、そのことを知らせると「送ってくれ」とのこと。お婆さんはいよいよ張り切って荷造り。お爺さんがクロネコヤマトに持って行くことになりました。翌日配達は午後4時受付まで。何故かお爺さんは叱られながら急ぎました。

 我が家で収穫した2種類の卵に写真を紹介します。(腕もカメラも3流です。お許しください) 

              

  右が夏ミカンの葉に産みつけられたアゲハの卵、左はブロッコリーの葉に産みつけられたモンシロの卵(左上の角は私の指)です。

  少し多めに送ったので孫は学校へ持って行き、友だちに分けてあげたとのことげす。


今年のゴールデン・ウイーク (その1)

2012-05-06 | 気ままなる日々の記録

 ゴールデン・ウイーク後半(5月3日から6日)のお天気が心配でした。気象情報では4日と5日に傘マーク。自分に言い聞かせるように「それならそれでいい」などと独り言を言っていましたが、直前になって全部お日様マークに変わり、やったぜベイビー! この間息子たちが帰省しました。

 毎朝、3歳の孫娘が私の寝室にきて起こしてくれましたし、8歳の孫息子は“鬼ごっこ”と称する「かけっこ」が大好きでよく私を誘ってくれ、私も本気で小学校3年生の子の背中を追いかけましたが、もう掴まりません。彼はクラス対抗リレーの選手だそうで、この1年で目覚ましい成長を見せています。

 私たちはゆったりとした日程で4日は「リトル・ワールド」へ、5日はお弁当持参で木曽三川公園の「ツインタワー」へ出かけました。どこも大賑わいで元気な子どもたちで溢れていました。ツインタワーへはシートを持参し、私は荷物番を担当して、正に『緑陰に憩う!』を実践、何度もまどろみの快感を実感しました。

 ツインタワーでは、孫たちと展望台までの「階段登り」に挑戦しました。下の写真で、最初の2枚は子どもたちの人気スポットの1位と2位。右がトランポリン、左が一宮工業高校の生徒たちによる模型列車試乗会です。

            

 次の8枚は、ツインタワー(高さ138m)の非常階段を歩いて登りながら撮影したもので、緑の絨毯に写ったタワー自身の影や、眺望が開ける様子をご覧ください。頂上に着いた時、自称元アルピニストの私の足は、あえなくパンパンになっていました。

            

            

              

            

  最後の2枚は地上からの高さが100mの所にある展望台からのもので、右が東方向、左が西方向の展望で左の写真の長い橋は「東海北陸自動車道」のものです。

 こうして今写真を整理しながら思い出すと、孫たちを遊んでやったというより、孫たちに遊んでもらったという感じで、ありがたいことです。

 


煙雨に咽(むせ)ぶ庭の花々。

2012-05-02 | 気ままなる日々の記録

 今日(5月2日)は朝から雨。2階の自室でのんびりと読書、ときどき庭に目を落としています。手にしている本は、いつも「元気にしとりゃ~すか」と電話を呉れる犬山の友人推薦の『成熟社会の経済学』(岩波新書、小野善康著)。私にとっては新鮮な経済分析で、なかなかの良書だと思います。

 少し飽きて、著者の論旨を自分なりにまとめてみようと、独り言をいいながら傘を片手に庭に出てみます。そこには花弁に水滴を載せた沢山の花々。「おや、こんなにも咲いているのか!」と驚く自分に驚きました。ゆっくりと見ていなかったのです。

 移り気は私の天性。急にこの水滴を写真に撮ってブログに載せようと思い立ちました。最近見事な水滴花弁を師匠のブログで拝見してからです。出来はよくありませんが“練習中”ということでお許しを乞い以下に掲載します。

            

            

 上段右はペチュニア、左は父祖伝来のツツジで名前はわかりません。私が子どものころから、この庭には沢山のツツジが植えられていましたが、どれもこれも全部ツツジと呼んでいて、名前を聞いたことがありません。(恥ずかしいことです)

            

            

 上段右は最近家内が買ってきたもので「クルメツツジ 新常夏」という名札が付いています。上段左と下段右は名前不詳、母が何かの折に買ったものかもしれません。下段左は「コテマリ」。

            

 右が「クレマチス」、左は「チュウデマリ」だそうです。それにしても、今までに、こんなに落ち着いた気持ちで花々を眺めたことは無かったような気がします。年齢を重ね、肩の荷物も降ろし、ブログのお陰で自然の輝きが見えるようになりました。ありがたいことです。