かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

ニューヨークの友へEメールを。

2015-08-28 | 気ままなる日々の記録

  正確に言えば、メイン州ポートランド沖のクリフアイランドと云う小島にいる友へ、誕生日祝いのEーメールを打ったと云うべきかもしれません。何故なら友達夫婦は8月から9月にかけてニューヨークのクリニックを1か月夏休みにして、カナダ国境近くの辺鄙な島へ避暑に出かけてしまうからです。

 昨年までは、エヤーメールを送っていたのですが、2015年4月やっとEメールアドレスがとどいたのです。(今どき、米国人としては珍しくタイプライターだけで仕事上の処理を済ませていた様子で、夫婦とも自宅をクリニックにしてまだ働いています。年齢は確か80歳近いはずです。)

 先月、久しぶりに私の方から写真添付で雛誕生のニュースを送ったら、

 It  is  a  small  world. と云う返信が来ました。何かと思ったら、彼らの住んでいるコテージの近くにも雛が生まれ、よく一列に並んで水浴びをしているというのです。

 誕生日のEメールだけは普段より少し気を使います。何故なら着信記録が画面に出てしまうからです。時差を計算して日付が替わって現地時間に合わせて打たなければなりません。誕生日前日に着信となるのは、まだよいとしても、1日遅れで届いたのでは、折角のお祝いの言葉も、効果が半減してしまいます。

 数か月前、こちらの誕生日に1日に二度もEメールが届きました。一通目は普通通りの誕生日祝いで、二通目はお遊びのEメール。日本時間ではとうに日付が変わってから届いたのでどうしてかと思いきや、米国ではまだ数時間誕生日の時間があるから、これからワインで祝うというもの。

 米国人のウイットというか、子ども心のような茶目っ気に苦笑しながら、それでも2度もお祝いしてくれたのだからとまんざらでもない気分でした。(E)


稲穂が見事に出揃いました。

2015-08-28 | 気ままなる日々の記録

田植えが6月初旬でしたから、見事な成長ぶりです。心配された台風15号も無事通り過ぎ、今年も大豊作のようです。農家の皆様方の丹精の賜物と喜んでいます。思えば長さが15センチ程の小さな苗4~5本が3か月ほどでこれだけ見事な株になり、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の通り、見事な実を付けてくれました。6月の梅雨による水と7月になっての連日の暑さと日照りが全て稲の生育を助けてくれたものと思われます。

 ここで思い出すのがお正月に神社や各家庭の門口に張り替える「しめ縄」は、

 収穫直前の稲を刈取り稲穂を切り落とし、袴を取り払った藁で縄をなって、つくるということです。

 そうすると、青みを帯びた美しいしめ縄ができるのだそうです。何とモッタイナイことをするのでしょう。しめ縄の起源は天照大神が天岩戸にお隠れになってこの世が夜ばかりになってしまったとき、神々が、アマテラスがまた、その岩戸を開けてお隠れにならないように、岩戸にしめ縄を作ってお張りになったことだそうです。その時も収穫直前の稲穂を切り捨ててしめ縄をおつくりになったのでしょうか?。よくわかりませんが。

 以前このブログに書きました「稲妻」→「稲夫」→「稲殿」→「雷なり様は男で稲は女性」説によると天におわします神様は経産婦はお好きじゃない」ということになりますか、稲作文化の弥生人にとって、しめ縄は随分高価なものであったと思われます。(T)