かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

医学の進歩に感動すること頻りです。

2016-04-30 | 気ままなる日々の記録

 2~3週間前、若い女性が癌になったときの治療のためのシステムが整えられたというニュースを知って凄く感動し我が国の凄さに胸が震えました。

 何とがんの治療中その患者の卵巣を摘出して冷凍保存しておいて、治療が終わったら解凍して元に戻すという治療法で、

 順天堂大学の医学部か何かが冷凍した卵巣を預かる「卵巣バンク」とかを設立したということであった。筆者は二つの点で感動している。

  第一は、抗がん剤の進歩である。悪性腫瘍はむやみに分裂を繰り返すという。正常な細胞は隣の細胞と連絡を取り合い邪魔にならないようにお隣と協力して分裂し傷を修復するという。

  女性の場合細胞分裂を抑制すると、排卵が止まってしまって体調維持によくない。そのために抗がん剤を使用している期間は卵巣を体の外で管理していて抗がん剤使用をやめてからまた卵巣を元に戻そうという治療法だという。つまり、薬物によって細胞分裂を抑制するという薬物(薬)の進歩である。世界規模で行われていてまさに日進月歩だ。

  次が臓器の摘出や移植の技術の進歩である。血管をつなげるだけで気が遠くなるような技術と器具が必要だと思われるが、細い神経を間違いなく繋げると聞くともう神様の手かと聞きたくなる。こうした技術は我が国は世界のトップクラスらしい。ありがたいことである。ちょっと前までは臓器移植は新聞のトップ記事だったが、あれには適合性の高いハードルがあったからだ。今度は自分の物を自分に戻すわけだからこの点は問題ないと思われるが技術面のハードルは高いと思われる。

 何れにしても薬と技術の両面において凄い進歩がみられるということに変わりはない。嘗て結核が人々を悩ませた時代があったが、それが過去になったように、やがて人類は癌も克服することだろう。(T)

 

 

 


微かな期待

2016-04-29 | 気ままなる日々の記録

  ここのところブログに蓮池の写真を載せることが多い。

 これには、チョットした理由がある。もうそろそろ、鴨の卵が蓮池でみられてもいい頃だからである。確か昨年は4月29日頃には大きな卵が5~6個茂みに隠すように産んであるのを見つけた。それを裏付けるように1週間ほど前から1羽の鴨が蓮池に飛来する。蓮池の係りの人の話によると、毎日来ているという。そこへ本日モット期待のもてるニュースが飛び込んできた。

 何とペアーで新居を探しに来ているとか、昨年は2度雛が孵ったが、あまり周囲が大騒ぎしてうまく育たなかった。蓮の葉の陰に雛を見つけると大きな声を出したり、写真をパシャパシャ写したり鴨を刺激したことは確かである。それに、雛の餌が乏しいことも原因の一つと云えるのではないだろうか。

 何と今年は写真撮影自粛令がが出された。可愛い雛を見つけると、ついつい撮りたくなってしまうが、「背に腹は代えられない」。我慢することとしよう。

 暗いニュースが多い中鴨の話しは、我々の日常を明るくしてくれるビッグニュースなのであるから。(E)

      4月の前庭

    

 


週刊誌に脱帽・最敬礼

2016-04-28 | 気ままなる日々の記録

  新聞で週刊誌の広告をを見てさすがだなあ、やはりプロだと心から感心しました。

 それは、僕がブログでゴタゴタ書いてきた熊本大震災に対する政府のオソマツさを短い言葉で適格に表現していたからだ。 それは「週刊新潮の今週号で「阿部内閣熊本支援の失態失策大失敗と云う表現です。

これを見て①やはり、多くの人が僕と同じように政府のオソマツさに気が付いていたのだ。

自分と同じ意見の記事は読んでみたいと思うものだから。

②家内が云うように僕が文句が多いのではなく多くの国民が何となく搔靴搔痒の感を持っていたのだ。

それを短い言葉で適格に表現している。

モット正直に言えば少なくとも週刊新潮の編集者と僕は同じセンスで阿部内国の熊本支援を見ていたという心強さ<?>、安心感かもしれない。(T)    4月の蓮池

    睡蓮と菖蒲


短編小説「手巾《ハンカチ)」を思う。

2016-04-27 | 気ままなる日々の記録

    毎朝、朝ご飯を頂きながらNHKの連続ドラマをチラチラ見ています。

 ストーリーも分からないような見方で、とてもこのドラマについての感想を言える

  視聴者ではないが、

 今朝も厭になったのでつい書きます。 結論を先に書けば、最近のNHKのテレ

 ビドラマは劣化が激しく見るに堪えない、ということです。

 兎に角、怒鳴り合う喧嘩の場面が多過ぎます。仲の良かった友達同士が突然

  怒鳴り合ったり、普通の家族がすぐに喧嘩を始めます。

 ケンカの場面無くしてドラマはできないとでもいうような状況です。

 「わざとらしい」「見たくもない」「何じゃこれは」が第一印象です。シナリオが悪

  いのか演出がオソマツなのか、向田邦子さんのシナリオには怒鳴り合いなんか

  なかったし、セリフがまっすぐに視聴者の胸に届いた。

   此処で思い出されるのが芥川龍之介の短編小説「手巾」である。この小説の

 あら筋きちんと和服を着こなした良家の奥様が弔問客を受けて少しも取り乱す

 こともなく娘の死を「これが、あの子が持って生まれた運命だったんだと思って

 います」とかなんとか凛として上品に話しておられる。

 何かの拍子にテーブルの下を見るとそのご夫人がハンカチを握りしめた手を

震わせハンカチが引きちぎられそうになるほどねじられていた。《遠い昔の記憶

ですから怪しい部分もあります。お許しください》つまり日本人はテレビドラマのよ

うに心の葛藤をストレートに表に出さないという奥床しい文化を持っているという

こと。

 それが若い作家や演出家に分からないのか、あるいは、既にそういう日本文

化は失われたとでもいうのか。

   僕は奥床しい日本文化の尊さを大切にし後世に

伝えたいと思っている世代である。(T)

    4月の蓮池

昨年孵化した鯉の稚魚


熊本ー大分大震災に思う

2016-04-26 | 気ままなる日々の記録
 
 
今日もお昼のニュースでしたか、
 熊本ー大分地震のことをやっていた。、出産間もない母親と赤ちゃんが体育館に避難していた。赤ちゃんの泣き声が皆さんの迷惑ではないかと思いお母さんと車に移り、
 お母さんのお乳も出なくなり粉ミルクもお湯がないと赤ちゃんに与えられなく困っておられる人が10人近くおられるとかいっていました。
 救援に入った自衛隊にしても消防団にしても団長にどれだけの決裁権を与えているのでしょう。
 自衛隊のヘリコブターに協力を仰ぎ、近隣の県の産院に受け入れを依頼する。勿論、費用は通常価格の1割増しで政府が支払うということを現場の指揮官に判断させ即実行に移す。
 このような、組織の機動性を保証しなければ全く頼りにならない救援になります。
 いちいち会議を開いて大臣が決裁しないと政府のお金は使われないのでしょうか?
 田中角栄氏は部下に「すぐやれ、責任は俺が取る」とよく怒鳴ったと云いますが、これこそリーダーです。
 良きリーダーを育てるにはそれなりのコストも必要でしょう。
 しかし、今の日本では緊急事態に対応できない発展途上国以前の国だと言わざるを得ませんし、国民がその被害者です。
 
  4月の蓮池

 


やっと補正予算を組むそうですね。

2016-04-24 | 気ままなる日々の記録

    熊本ーー大分の震災に関してやっと補正予算を組むことを決めたようです。

 全く遅すぎますが、まあそれでもよかったと思っています。

 我が国は言論界も飽きっぽくて頼りない国だと思います。

  一般国民がもう少し声をあげないとプロに任せておけない国です。

  阪神淡路の大震災その次が福島の震災と津波,これだけ痛い目に合っているのに耐震   補強や新型住宅モデルが開発されていません。

   縦の柱に横の柱を組み合わせるために、縦の柱に穴をあけて横の柱に突起部分を作って差し込む。こんなことをすれば、縦の柱はこの部分で非常に折れやすくなってしまうことは明らかです。

   この部分を改善する補助具を開発するだけで耐震性は大いにアップすると思われますのにどんな大地震の後にもこうした工夫を政府も民間もしません。

 リーダーの欠如は日本文化の最大の欠点と思われます。

  

 よきリーダーを育てる力を国民が身に付けるためにどうすればよいか本気で考えないと               いつまで経っても三流国から抜けられない気がします。

 NHKにリーダーシップを期待したいですが、会長が籾井さんでは期待できないしその後ろに阿部さんが要るそうで「コリャダメだ!」となります。

 野党も小粒で真に愛国的でないように思えるのは私の偏見でしょうか。

 再度新聞社に期待するしかないようです。言論界を育てている大学に病理があるのでしょうか。

 東大や京大に積極的な発言を期待したいのですが文部官僚が予算を人質に圧力をかけているのでしょうか。

 何はともあれ ドイツ国民がメルケルさんを育てたように我が国も立派な指導者を育てたいものです。

 アメリカの危うさはトランプさんでよく見えてきましたね。(T)

      

   ↑ 散歩道で。

 


豊かな人生経験の日

2016-04-23 | 気ままなる日々の記録

  今日は土曜日でお風呂の日である。10時ちょっと前に脱衣場の方へ出かけた。

 僕を見たケアーさんが、僕の車いすの近くに来てくださったので、僕は丁重に声まで上品にして「××号室のオソマツです。お世話になります」と云った。

 初めてのケアーさんだったし、この人がいつも大声で笑っていて、

 あたかも女番長さんのようなイメージがあったからだ。

 「こちらこそ、心を込めてお世話させていただきます。」と猫なで声で云っておられたが、

 突然大声で「私でもチャントいえるんだから・・・・。でも止めた止めた。私が私でないみたいだもの、オソマツさんが悪いのよ」と云って、 ガハッハッハッと大笑いされた。底抜けに明るい人だ。口げんかになったら絶対勝てそうにない。 この人が女湯担当の日に家内を見かけたとかで、猫にいじめられるネズミのようにじわじわと僕を追い詰め遊び始めた。僕は鎧で身を固め防戦に努めた。こんなことは、初めてだ。今日は豊かな人生経験の日となった。(T)

   散歩道で。 工事の終わった歩道。


アンゲラ・メルケル《ドイツ首相》に惹かれます。

2016-04-22 | 気ままなる日々の記録

  今「世界を動かす巨人たち」[池上彰著]集英社新書を読んでいます。

この本の二人目に登場するのが、ヨーロッパで「第二の鉄の女」と噂されているメルケルさんで、実に魅力的な政治家です。

 彼女のご専門は何と理論物理学で超難関大学のご卒業で東ドイツのご出身。

東ドイツが社会主義の国だったころ成績優秀な彼女は共産主義青年同盟のような政治団体に入られ瞬く間にリーダーになったのが政治との出会いになりました。しかし、彼女はソ連の様子を知るや「これはダメだ」と思うようになりベルリンの壁が崩壊した頃には、

東ドイツにいて西ドイツから支持される若き政治家として頭角を現し、EUでも各国代表者から注目されるリーダーになります。ギリシャが債務不履行に陥り、それをどうするか意見が分かれたときも、ギリシャが誠実に取り組まないのなら、救済よりも制裁すべきだと原則論を展開して結果的にこれによってEUを護りギリシャを救いました。

 日本の福島原発で事故が起こったときも「日本ほどキチンとした国でも事故が起きた。他の国で不測の事態が起きる可能性が高いと宣言し、自分が薦めてきた原発推進政策を撤回して9基有った原発をすべて廃炉にした。こうした誠実で正直な政治家をドイツ国民は支持しているところも注目しなければならない。

 「国民が政治家を育てるのか政治家が国民を育てるのか」よく考えてみる必要がある。我が国は偉大な政治家を育てていない。(T)

    散歩道で。 どうだんツツジ


日本には政治家もいないし、政党もないのか?

2016-04-22 | 気ままなる日々の記録

    今日は13時30分からのリハビリだけで少し自由時間が多かった。

 朝食後いそいそと新聞コーナーへ行って各紙に目を通した。

 テレビのニュースは熊本と大分の震災のニュースばかりだった。

  最初の地震から今日で1週間とかで、体育館や公民館で避難生活をしておられる方々のご苦労をズーット放送していた。

 体に感ずる地震がこの間に700回とか家が壊れるほどの地震が70回とか繰り返していた。

 読売、朝日、毎日、日経、中日、と目を通しているうちに被災者への援助について政府や政党からの提案がぜんぜんないなあ、と思い始めた。

 もし、日本以外の国だったら、ただちに大統領や首相の声明が出るところではないかと思えてならない、被災者たちの胸の内を思うといたたまれない。

 阿部首相の記者会見があって当然の場面と思われるし民生党の党首の声明が出てもいい場面だと思える。

 しかし、今日の新聞では政治家の発言は一切なかった。

 この国の在り方や困難に直面した時の対処について日本の政治家は何も考えていないらしい。

 あるいは、右顧左眄して提案がまとまらないのか。

 国際情勢の急変に関してもこんな状態では心もとない。

 何からなにまで、アメリカに指示待ちなのだろうか。話が大きくなって失礼シマシタ。

此処まで書いて思い出しました。

 安部首相が記者からマイクを向けられ

 「震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、家族を亡くされた方々にはお悔み申し上げ、罹災された方々には心からお見舞い申し上げます」といっておられたことを。

 それをテレビで見たときには「さすが首相だ突然マイクを向けられ、

「ご冥福」と「「お悔み」と「お見舞い」を述べられたと僕は感心していた。

だからここは、官房長官の出番かもしれない。

 仮設住宅を造ってもすぐそこへ入れるわけでもない。

 その仮設住宅から通える仕事場がないと、自宅の再建にしても子どもたちの将来についても、生活設計と云われるものが立たないわけで、

 被災者支援と云ってもそれほど簡単ではないことはよくわかっている。

 だからこそ、各省庁の協力を得て国家事業として取り組まなければならない。

 「日本は俺が守る!」と豪語したのは田中角栄氏だったが、

  今こそ田中氏の再来が待たれる気がする。(T)

     散歩道で。 ミヤマ鳴子ユリ


『ゴメン、ゴメン。申し訳ないとしか言いようがない、先輩殿!』

2016-04-21 | 気ままなる日々の記録

  今日はお風呂の日、例の通り大勢のケアーさんのお世話になった。

 そこで聞いた言葉が見出しのフレーズ。今流行中だそうで、家でもつい言ってしまった。主人に笑われたとか、夫婦喧嘩にならなかったとか、沢山の小話をお聞きした。

  オバサンたちは流行語が大好きなようで流行語を口にして女学生のようにゲラゲラ笑っておいでだ。

 結構結構としか言いようがない。

 しかし、考えてみると流行語を楽しんで大笑いすることによって明るい人間関係を造りだし楽しい職場にするという言外の意図が皆さんの心の中にあるのかもしれない。

 とすれば、男どもにはない営巣本能の成せる素敵な天性なのだろう。恐るべし女性性。(T)

    穀雨の頃

 

 


今朝、旧友から突然携帯に電話が入った。

2016-04-19 | 気ままなる日々の記録

非常に懐かしく思いつくまま話していて「僕が半身不随になったことをしっているかい?」と聞いてしまった。

 彼も驚いたらしく「何を言っているか。

 俺は見舞いに行ったじゃない?」と驚いていた。

 こんなことが多くなった。痴呆の始まりだろうか。

 困ったものだが、仕方がない。確かに以前は話している間に見舞いに来てくれたことを思い出し、話が途切れた所でお礼が云えたものだ。

 最近はそれがない。いよいよ世に云う「終活」を始めないといけない。(T)

 


持ち主に似たパソコン

2016-04-19 | 気ままなる日々の記録

 

 孫が中学生になった。孫の学校は山梨県に寮を持っていて入学直後にオリエンテーション合宿が2泊3日で行われた。とても楽しみにしていて行く前と帰って来てからもその様子をメールで送ってきた。 

  .オソマツさんが早速早朝に返信re合宿でメールを送った。数時間後私もre合宿でメールを送った。

  此処で事件が起きた。オソマツさんの送信済みアイテムの中のメールが消えてしまったのだ。念のため再びメールを書き送信すると今度は私のメールが消えた。同一人物が3度もメールを送ったと勘違いして前便訂正とでも判断したのだろうか。そして気を利かして古い方のメールを消したのだろうか。気を利かせることなどコンピューターにはあり得ないとおもうのだが。

  せんじつもこんなことが起きた。4月7日私の誕生日にはるばるニューヨークから誕生日祝いのメールが届いた。2どほどよんだがとつぜんきえてしまった。 何とゴミ箱に入ってしまっていたのだ。なんとりかいしたらよいのだろうか。いつもと違うなれない文字にジャンクメールと勘違いしたのだろうか。

  我が家のパソコンにはいろいろなことが起きるのだ。(E)     

       蓮池の芝桜

 


1年前の「蛙の呟き」が届きました。

2016-04-18 | 気ままなる日々の記録

    gooブログから、1年前の「蛙の呟き」が届きました。ほとんどが朝日新聞のパクリで恥ずかしいですが、

 それだけ熱心に新聞に目を通しブログのネタを探していたということであり、

 懐かしく且つ又愛おしくもあります。コピーによる再度の掲載をお許しください。

   うろ覚えで恐縮ですが鷲田さんは京都大学の哲学科の院をご卒業で,

当時大阪大学の学長さんだったと思います。

 こうした、教養あるジョークがスッカリ亡くなったのは淋しい限りです。

 日本を情けない国にしないよう、

 文科省は本腰を入れてハンドルを切り替えて貰いたいと思います。(T)

以下斜体字の部分は朝日新聞4月11日号の
「折々の言葉」にあった文である。」

筆者は鷲田清一氏であった。
《身体髪膚之父母受敢毀傷孝始也(しんたいばつぷこれ父母に愛く。
あえて、きしょうせざるは、孝のはじめなり。本文縦書き。)
《中国の古典『孝経』の一節)これを受けて

「寝台白布之を父母に受る敢て起床せざるは孝の始め也」
 
《身体髪膚之父母受敢毀傷孝始也(しんたいばつぷこれ父母に愛く。
あえて、きしょうせざるは、孝のはじめなり。


本文縦書き。)《中国の古典『孝経』の一節)
これを受けて「寝台白布之を父母に受る敢て
起床せざるは孝の始め也」
と墨書して自室の扉に貼っていた輩(やから)がいた。

  要するに昼寝している訳だ。
  《読みはこのブログの編集者)

この雰囲気大いに気に入った。


洒落に教養がにじみ出ている。

  (註:身体→寝台。髪膚→白布。
毀傷→起床。)

 書く方も読む方も相当の教養が無いとこのジョークは成立しない。こうした学風は戦後新制になって何処の学校からも消えた。戦後アメリカに押しつけられた、学制改革の大失点であると思われます(T)。

 

 


...


太鼓の演奏会

2016-04-16 | 気ままなる日々の記録

   

    

   

                              

土曜日の午後1時間和太鼓の演奏会があった。

 和太鼓と聞くと打ち手は20歳代の男性を思い浮かべるが今日のグループは小学生4人、中学生2人,女性2人と云う家族的というか、今風のメンバーであった。

 にもかかわらず、迫力があり、音は1階のロビー中に響き渡った。

 太鼓の演奏だけでなく玉すだれを使った手品風の芸も見応えがあった。リズムの主流はいわゆる3-3-7拍子で、あっという間に観客も巻き込み和太鼓の奏でる、活力や明朗さを参加者全員に分配していた。もしかすると日本人の伝統的なリズム《民族のリズム》と云うものは3-3-7拍子かも知れないと思ったほどだ。(E,T)

 

 

 

 

 


熊本の大震災と日本政府について。

2016-04-16 | 気ままなる日々の記録

   今日はお風呂の日、ケアーさんに衣服を脱がせて貰いながらも震災の話しでもちきりでした。

   ケアーAさん「家具の前で寝ないでとテレビで云ってたけどそんなことできるわけがないよね」「うちなんか、洋服ダンスにベビーダンスが並んでいる前で私と主人と子供3人が並んで寝とるわ。」「洋服ダンスが倒れてきたら5人一緒に死んでしまえばそれはそれでしかたがないよねえ。そんな時生き残った者は辛いよね。と云ったら主人が縁起でもないこと云うなと怒ってたわ。どうおもう?」と云うことだった。

   僕もテレビを見ながら、日本のリーダーたちはどう思ってこれを見ているだろうと思っていた。と云うのも東北大震災の後も防災について何も論じられなかった。津波の有無も大きいが地震国日本はもう分かっている。それに備えて何をして来たかだ。建築基準法の強化や橋やトンネルや道路の耐震性の強化は行われてきたが問題は親から譲り受けた木造住宅について政治はまるっきり忘れているのではないかと云うありさまだ。

  東京の直下型地震については時々報道されるがその対策はトンと聞かない。「のど元過ぎれば熱さ忘れる」と云う諺があるが日本の政治のことのようだ。何ともオソマツだ。

   そこで提案だが「防災庁」か「防災省」と云うのを新たに作り,地震対策に当面何をすべきかを研究機関に研究してもらい古い木造住宅の防災グッズを開発,さらに政府認定で安く供給できるようにし後は国民の努力で被害の少ない街にしてしまい世界のお手本になるという構想はどうだろう。政治に携わる人はこういう構想を訴えて支持者を増やし真に愛国的な政策を打ち出してもらいたい。(T)