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ドラゴンズ:ありがとう、『完全試合』での日本一達成!!

2007-11-02 | マネジメント
あえてカテゴリーはマネジメントで・・・。

まずは
祝・日本一!!!
祝・完全試合達成!!!
ありがとう、ドラゴンズ!!!

ということで、昨日は名古屋人として感謝・感激・感動の一日となりました(^-^)

53年振りの日本一が、「完全試合」のオマケ付きで味わうことができるとは夢にも思っていませんでした。

なにやら世間では「完全試合ではない」との誤解があるようですが、昨日の試合はれっきとした「完全試合」です。なぜなら、「9人全員が完璧な試合をしなければ、完全試合は達成できない」から。完全試合は「チームの成績」として評価されるべきと感じます。

しかし、8回終了時点の落合監督の胸の内はどれほどのプレッシャーだったのでしょうか?

あの試合がもしシーズン中であれば、あるいは今シリーズの4戦目までの試合だったとしたら、きっと「続投」だったのではないかと思います。

また、昨日の試合で「2点差以上」だったら、やはり「続投」だっと思います。

しかし、文字通り「日本一」がかかった試合。それも1点差という極度に張り詰めたあの場面、一中日ファンとしてあの場面をTV中継で見ていた私の脳裏の中には「続投だと、負けるかもしれない」という底しえない不安がありました。なぜなら「ソロ1発で同点」に追いつくあの場面、もし打たれるとすれば「ホームラン」しかありえないだろうと言う雰囲気を感じたからです。

そして、あの場面でホームランを打たれれば、全ての糸が切れてしまう・・・・中日に二度と日本一はやってこないだろうという思いも感じました。

『二兎を追う者は一兎をも得ず』ということわざが有りますが、あの交代によってまさに「日本一」のみを取りに行ったからこそ、チームとしての完全試合達成での日本一が実現されたのだと私は感じます。

その意味では、完全試合という“余禄”がついたためにかえって難しい局面にあった中で、「日本一達成」という本来の目標一本に絞って、もう一度「今やるべきこと」に集中させた落合采配は、マネジメントの采配としては最高の判断の一つであったと私は感じます。

「パーフェクトペースの山井のピッチング」があり、
「パーフェクトペースの後をなお任せられる岩瀬の存在」があり、
さらには「1点に抑えたダルビッシュの好投」があったからこそ、
あのような展開になったのです。


各所でアンケートが行われていますが・・・

「山井の完全試合を見たかった?」 → 当然、見たかった。
「あなたが監督だったら?」→きっと日和って続投・・・というか判断不能?(^^;;
「落合采配を支持する?」→ 100%支持!!

これが私の本音です。

マスコミも野球評論家(特に中日OBの某)も采配を批判するヒマがあったら、
両チームの選手をもっともっと称えて欲しいです!

昨日の一戦は「野球」というゲームの面白さ・醍醐味の全てが詰まった
本当に素晴らしい好ゲームでした!

もう一度・・・・

ありがとう、ドラゴンズ!!!