コンサルタントのネタモト帳+(プラス)

ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

販売促進:ネット販売とマス広告の相乗関係

2006-05-05 | マーケティング
初出版プロデュース作品であるシングルマザーの税理士合格記の発売から2週間が過ぎました。最初の立ち上がりとなるここ2週間は「書店での露出度を高める」ことに注力、店頭での「平積み」確保やPOP展開など、細かな動きで着実な足元固めを行ってきました。書店さんの御協力のもと、地元の有力書店では大変好意的なご協力を頂くことができました。

一方で、より多くの方に買っていただくためには、まず何よりも「より多くの方に知ってもらうこと」が大変重要です。そのために欠かせないのが「マス・プロモーション」。今日は、版元である中経出版さんより、日本経済新聞の3面に広告を掲載いただくことができました。

すると、すぐにその反応が現れました。昼頃よりAmazon.co.jpでのランキング順位がみるみる上昇し、なんと5月5日午後9時現在で資格・検定カテゴリでのトップ10に入ることが出来ました!(上の画像は、資格検定カテゴリトップ10入り記念に残したものです。)また、全体の順位も一時的ではありますがトップ1000位以内に入ることができました。(ちなみに、資格・検定カテゴリの最新順位はこちら

これまで、コンサルティングの場面では「『作る努力』と同じだけ『売る努力』をしなければ自分の商品を売ることは出来ない」と何度も口にしてきましたが、改めて『売る努力=価値を伝える努力』の重要性を身をもって感じました。

また、これまでの店頭販売では「広告を見た」時から「店頭でモノを買う」までの間に「強い購買意欲を持たせ続ける(Memory)」ということや「店頭でもう一度購買意欲を掻き立てる(Pop広告)」ことが必要でした。しかし、今回の広告出稿を通じて身をもって感じるのは、現在のようにネットショッピングが普及した状態では、お客様は「広告を見る⇒ネットで探す⇒すぐに買う」という非常に短い間での購買行動を取るということです。

これからの「マス広告」は、「ネットを活用してすぐに販売・入手できる体制」を予め整えておくことで、これまでの何倍もの相乗効果を生み出すことができることを正に体感した一日でした。